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「Apple TV+」新作も

Apple TV向け「tvOS 14」、子画面機能や4K AirPlayなど対応。YouTubeも4K再生

2020/06/23 編集部:風間雄介
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アップルは、開発者向け会議「WWDC20」で、Apple TV向けOS「tvOS 14」を発表した。この秋から提供開始される。

「tvOS 14」など、同社のスマートホーム向け機能が強化される

tvOS 14では、「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能を追加。一つのアプリを再生しながら、子画面で別の動画を再生することが可能になる。これによって、フィットネスアプリを使いながら、動画を子画面で表示する、といった活用が行える。

新機能として「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能を追加

また、パーソナライズ機能も強化。ゲームでは、複数ユーザーで1つのゲームを遊ぶことを可能にするほか、Xbox Elite 2やXbox Adaptive Controllerを使うこともできる。

さらにtvOS 14では、iPhoneで撮影した映像を、4K解像度でAirPlayでApple TVから再生できるようになる。さらに、YouTube動画のフル4K再生にも対応する。

iPhoneで撮影した映像を、4K解像度でAirPlayでApple TVから再生できる

また、2セットのAirPodsに、Apple TVの音声を同時再生する機能も追加される。

同社独自の「Apple TV+」についても言及した。Appleオリジナル作品が充実しており、利用者はすでに10億人を超えたという。一部のスマートテレビでも直接再生することができ、この夏以降、ソニーとVIZIOのテレビでも対応するとのことだ。

新作として、70年前に発表されたアイザック・アシモフ原作の作品を元にした「Foundation」もスニーク・ピークというかたちで公開された。2021年に公開される。

「Foundation」のワンシーン

これはtvOS単体の機能ではないが、同社のスマートホーム機能「HomeKit」も強化し、対応の防犯カメラの映像をテレビに映すことが可能になったほか、顔認証機能も追加された。そのほか、スマート電球の状態を、iOSデバイスからかんたんに確認できる機能も追加された。

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