<CES2007>シャープが世界最大108インチの液晶テレビを発表

2007年01月08日

液晶テレビとして世界最大となる108型AQUOS(参考出品)
シャープは1月7日にラスベガスにて行われたプレスカンファレンスにおいて、液晶テレビの世界戦略/新製品の発表とともに、液晶テレビとして世界最大となる108インチの液晶テレビを参考展示した。

液晶テレビとして世界最大となる108インチの試作機は亀山第2工場にて製造された「アドバンスド・スーパービューLCD」と名付けられたパネルを使用し、1080pのフルHD表示に対応する。本パネルは、第8世代のマザーガラスより切り出され、大きさにして93.9W×52.9Hインチを誇る。シャープは本機の展示により、13インチから、超巨大サイズの液晶テレビまで、全てのサイズの液晶テレビ生産技術を有していることを強くアピールした。

また新製品として発表された液晶テレビは、D92シリーズ、D82シリーズ、D43シリーズの3ラインナップで計12モデル。


亀山第2工場製モデルD92シリーズの詳細

ミドルクラスの位置づけとなるD82シリーズ

6種類の画面サイズをラインナップするD43シリーズ
D92シリーズは、LC-65D93U、LC-52D92U、LC-46D92U、LC-42D92Uの4機種で、アドバンスド・スーパー・ビューパネルを採用したフラグシップラインとなる。全機種15,000対1のダイナミックコントラストと4msの応答速度を実現している。バックライトには5波長タイプのものを採用し、広く深い色域を実現した。全機種とも3系統のHDMI端子を搭載する。また、ピアノブラック仕上げを施すなどデザイン面での進化も見受けられる。

D82シリーズは、LC-52D82U、LC-46D82の2機種。亀山第2工場製の第8世代パネルを採用し、10,000対1のダイナミックコントラストと4msの応答速度を実現。バックライトには4波長のものを採用する。HDMI端子はD92シリーズ同様、3系統を装備する。

D43シリーズは、LC-52D43U、LC-46D43U、LC-42D43U、LC-37D43U、LC-32D43U、LC-26D43Uの720pモデル6機種で、エントリークラス的な位置づけとなる。パネル解像度は1366×768。ダイナミック・コントラストは6,000対1、応答速度は6msとなる。

亀山第2工場の高い生産能力は海外でもアピールされている

今後のホームネットワークへの対応としてPLCが採用される可能性を示唆した

参考出品された「Network AQUOS」


液晶テレビの販売台数と地域別の構成比

アメリカ向けBDプレーヤーの詳細。バージョン1.3のHDMI端子を搭載しているとのこと
カンファレンスでは、記者の一人から「108インチのテレビなど誰が買うのか?」といった冗談が飛び交ったが、シャープ側の回答では、「60インチのテレビが登場した際、同じような質問があったが、いまでは60インチのテレビもポピュラーになりつつある。今回の108インチもきっとそのようになっていくはずである」と、液晶テレビのサイズアップに対する積極的な姿勢をみせていた。

(AV REVIEW編集部・立原)

ces2007

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