<折原一也のCEATECレポート>SEDブースで55V型フルHDモデルを体験!

2006年10月03日

SEDブースの様子

55V型のSED試作機
次世代ディスプレイの一つSEDは、東芝、キヤノン、SED合同のブースを出展して実機を使ったデモを実施していた。今回展示されていたのは55Vの試作モデルが3台。1,920×1,080ドットのフルHD解像度でピーク輝度が450cd/m2、暗部コントラスト50,000対1というスペックのパネルを採用している。

その画質は、現在の薄型大画面テレビと一線を画す水準にある。デモ映像の撮影は許可されなかったが、海外の映像を撮影したオリジナルソースを使用。すぐに気づかされるのが抜群の精細感。遠目のカットから揺れる木の葉の一枚までがくっきりと現れる。さらにそのままカメラが移動してもそのままの精細さが維持される。屋内のシーンでは壁の質感、人肌のリアリティと描写力が高い。コントラストも強力でデモ映像はレッド、ブルー、グリーン、そしてブラックと微妙な色合いを確認できるシーンが含まれており、中間階調の良さも確認できた。奥行き感も抜群だ。

褒め殺しのようになってしまったが、SEDの画質の良さは個々のスペックだけでなく、すべての面でバランスが取れた完成度の高い高画質にある。製品化は来年度後半という話も聞くことができた。ハイエンドパネルとして注目したい。

(折原一也)

ceatec2006report

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