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上位モデルやBTスピーカーの展開にも意欲

ソフトバンクセレクション「“安いけど音が良い”にチャレンジしたイヤホン」の詳細を聞く

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編集部:小野佳希
2015年07月10日
iPhoneやスマートフォンのアクセサリーを扱うソフトバンクセレクション。イヤホンではユーザー層に合わせて低価格帯のモデルが中心だが、アルミ削出し筐体の「music piece SE-1000」は「低価格だけど音が良いというところにチャレンジしたモデル」とのことで、今後はさらに上級モデルの展開も検討しているという。製品の企画・開発を担当するソフトバンク コマース&サービス(株)の石川純二氏に、同製品の特徴やブランドの思想、今後の展開などを聞いた。

ソフトバンク コマース&サービス(株) SBS事業本部 ME商品企画部 部長 石川純二氏

「SE-1000」はハウジングをアルミニウム削り出し筐体としたモデルで、内部には口径8mmのドライバーユニットを搭載。石川氏は「アルミハウジングなので音がボヤケない。アルミハウジングでこの価格(直販2,400円)ということでは自信を持っている」と語り、「とあるオーディオ専門店さんにも『この音質なら5〜6000円くらいしてもいい』と言ってもらえた」と続ける。

music piece SE-1000

石川氏は「社内には音響メーカー出身の人間もおり、そうした知見も使いながら企画・開発を行っている」と説明。SE-1000の音質については、「流行りを追いかけるなら低音を強調する方法もあったが、通話品質も考慮し、若い世代のガッカリ感を出さないように低音も出しつつ、中高域にも磨きをかけている」と述べた。

アルミ削り出し筐体を採用

リモコンマイク部。マイク用の穴が一般的な正面でなく横に設けられている点もこだわりで、これによって風切音などに配慮している

そして、「ファンクション・イズ・ビューティ」を製品開発のコンセプトにしているとし、「F1や戦闘機などのように、モノとして機能美を極めていくとシンプルになっていく。そのようなものを目指している」とする。

またファブレスではあるが、企画立ち上げからデザイン、開発までほぼすべてを社内で行っていることを紹介。なお、石川氏の部署ではイヤホンだけでなく「電気の通るものはすべて担当している」という。

ソフトバンクセレクションとしてはイヤホン以外にもiPhone用フルセグチューナーやスマホカバー、Bluetoothキーボードなど様々なアクセサリーを扱っている

今後の製品展開については、本製品の上位モデルやBluetoothスピーカーなども検討中とコメント。具体的なアイディアはまだ明かしてもらえなかったが、昨今の流れを考えるとハイレゾ対応などもあるのだろうか?オーディオファンとしては気になるところだ。

なお、製品開発にあたっては耐久性にもかなり気を使っていると説明。「いわゆる“2年縛り”のスマートフォンと一緒に使うものなので、アクセサリーが1年で壊れてしまうわけにはいかない」と語る。

SE-1000を店頭で試聴できるようにしているソフトバンクショップもあり、「携帯電話料金と一緒の支払いにすると月100円で買える計算ということもあって、お買い求めいただくお客様も多い」という。

プラグはL型

そして「しっかり音楽好きな方にも知ってもらい、オーディオとしての評価も集められるようになれればと思っている」とコメント。スマホユーザーだけでなく、オーディオファンに向けても活動していきたいと語った。

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