特集

営業部長の年末商戦
39人のキーマンが語る「展望と勝算」

三菱電機

TV市場には940万台の底固い需要がある

ニーズをしっかり捉えて着実に売りこなす

三菱電機(株)
営業部
部長

松本匡氏

 ブラウン管TV市場は、上期が累計380万台で前年比94%となっている。年末も含めたテレビ市場の動向について、松本氏は次のように見ている。

 「当社予測では、今年全体のブラウン管TV市場は最終的に前年比94・5%前後で840万台から850万台位に落ち着くと考えています。プラズマは昨年10万台満たなかったものが、15〜20万台、13インチ以上のチューナー付きの液晶TVは今年は50万台以上になると予測しています」。TV市場全体では、昨年とほぼ同じ940万台程度との予測で、この数字は底固い需要数と考えているようだ。高額商品が増えているため、業界としては悪い状況ではないとしている。

 しかし、市場では、TVというひとつの商品をとってみてもプラズマ、液晶、ブラウン管と数多くの種類に分かれており、また、放送のデジタル化も進んで、客が迷う状態にもなっている。

 「それはつまり、お客様のニーズが多岐に渡ることも意味しています。そこで必要になるのは、ニーズのセグメントと需要層をしっかりと把握し、製品開発から販促にいたるまで、しっかりと訴求していくこととなるでしょう」。

 販促策としては、それぞれの特色を持った販売店と協力して、店頭で客に対していかに商品の良さを分かってもらうかを重要視している。「例えば、当社の液晶テレビはXGAを採用していますから、ハイビジョンの映像を使って頂かないと本当の良さを分かってもらえません。これは販売店との連携が必要となってくるでしょう」。

 そうした商品について販売店に分かってもらうための勉強会や、かなり細かな展示戦略も考えているようだ。「お客様は10人が10人同じ商品を求めているわけではありません。ですから、投網のようにマス媒体を使った販促というのは考えていません。店頭でのキャンペーンなど、かなり細かいところまで販売店と一緒にやることを考えています」。

ボーズ
岩崎悦郎氏
三菱化学メディア
垣野元宏氏

 

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