『オーディオアクセサリー』167号の付録はヴィーナスレコード25周年記念BOXより抜粋したUHQCD
2017年 11月 30日 (木曜日)
ヴィーナスレコードの音源が収録されたUHQCDが付録
原哲夫氏が主宰するジャズレーベル、ヴィーナスレコードは1992年に発足、今年で25周年。その記念として、これまでのヴィーナスレコードのアルバムから25枚を選りすぐったボックスセット『VENUS PREIUM25』が12月13日に発売されますが、今回のAA誌付録は同ボックスから抜粋した9曲を収録しています。
付録CDに収録されている音源
その付録に関連して、巻頭には、ジャズオーディオ評論家の山口 孝氏にご登場いただきました。ヴィーナスレコードの25年を振り返るというインタビューです。山口孝氏といえば、もともと音楽家であり、写真家でもある文筆家ですが、今回特別に、ヴィーナスレコードのためにインタビューをお引き受けいただくことができました。
山口孝氏 photo by norio tashiro
「ヴィーナスが、いかに日本にジャズのパラダイスを作ったか」。山口氏のご自宅にてお聞きした熱のこもったお話、本気の3時間を忘れることができません。ヴィーナスレコードが、原氏というたった一人のプロデューサーによって運営されている個人レーベルであること、ジャズの黄金期ではなく、混迷期と言える90年代よりレーベルを立ち上げてジャズの魅力を伝えてきたこと、ニューヨークを中心に海外のミュージシャンを録り続け、マスタリングは原氏が自ら行ってきたこと、センスの良いジャケットと共にジャズのスイング、大人の音楽の雰囲気を表現してきたことなど。改めて、その偉大さがわかります。
ヴィーナスレコード主宰 原哲夫氏 photo by naoki koita
ヴィーナスレコード発足してからまもなく、原氏がビル・クロウのアルバムのジャケットに、このデニス・ストックの写真を採用したことが山口氏を感動させたそうです
今回の音源はCDメディアの中で最高の器と言える、UHQCDを採用したことも大切なポイントであり、UHQCDをヴィーナスがなぜ採用したのか、という根拠について、またUHQCDの優位性についてメモリーテックを取材&座談会を行ったレポートも掲載しております。ぜひ、お手にとってご覧ください!
メモリーテックが粘りに粘り、ディスクメディアの高音質化を高めたUHQCDを今回の付録でも採用。VENUS PREMIUM25でももちろん採用されております