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SA-15S1

MARANTZ
SA-15S1

¥150,000(税抜)

発売:2005年1月下旬
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“ニュープレミアムデザイン”採用のSACDプレーヤー

オーディオ銘機賞2006 ≪デジタルプレーヤー部門賞≫受賞モデル

【SPEC】
<SACD部>
●チャンネル:2チャンネル ●再生周波数範囲:2Hz〜100kHz ●周波数特性:2Hz〜50kHz(-3dB) ●ダイナミックレンジ:111dB ●高周波歪率(1kHz):0.0020% ●音声出力:アンバランス/2.1V ●ヘッドホン出力:0.5W/32Ω(Vol.MAX) ●信号方式:1ビットDSD ●サンプリング周波数:2.8224MHz
<CD部>
●チャンネル:2チャンネル ●再生周波数範囲:2Hz〜20kHz ●周波数特性:2Hz〜20kHz ●ダイナミックレンジ :100dB以上 ●高調波歪率(1kHz):0.0020% ●デジタル出力:ピンジャック 0.5Vp-p(75Ω)、角型光コネクタ(光出力) -19dB ●ヘッドホン出力:0.5W/32Ω(Vol.MAX) ●信号方式:16ビット・リニアPCM ●サンプリング周波数:44.1kHz
<総合>
●電源電圧:AC100V、50/60Hz ●消費電力:20W ●外形寸法:440W×123H×419Dmm ●質量:13.5kg ●カラー:ゴールド、シルバー ●付属品:リモコン、着脱式ACケーブル、アナログ接続コード×1、リモート接続コード×1

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

2004年秋に発売された同社フラッグシップ機SA-11S1に続き市場投入されたマランツ・ブランドとして、10作目にあたる意欲作だ。トップエンド機に共通するニュープレミアムデザインを採り、十分な厚みを確保したゴージャズなフロントパネルは3ピース構造。サイドパネルもアルミ押し出し材で構成。フロント、サイド、トップの各パネルは取り付けビスを露出させないなど、高級機に迫る雰囲気を醸し出している。また、高精度D/Aコンバーター付近に高性能システムロックを配置することで、D/Aコンバーターのパフォーマンスを最大限に発揮させることに成功した。

フラッグシップ機に通じる洗練された新デザイン、その共通イメージのスリムなリモコンも好感が持てる。まずCDから再生したが、ワイドレンジ感のあるクリーンなサウンドを聴かせ、個々の楽音の鮮度も高く、ボーカルなどを瑞々しく甦らせる感がある。

次に、同一内容のSACDを聴いたが、ワイドレンジ感を演出するような傾向がなく、帯域内の緻密さが増し全体的に質感が確実に向上していた。シンバルの余韻などはキメ細かさが増し、ボーカルは適度に艶が感じられ、ディテールの表情もより豊かに描かれる。そして弦楽器のボウイング(弓弾き)も弓の動きが滑らかになったように感じられると同時に、ボディの微かな鳴りも鮮明に再現してくれた。マスターテープ並みの正確さと情報量が感じられるあたりは、本機の実力の高さを物語る部分といえる。

ソース系デジタル機器に関して確かな技術とノウハウを有する同社ならではの、高音質を実感できる素晴らしい出来映え。直接同時比較しないのであれば、上級モデルとの音質差を明確に言及するのは難しい、とさえ思えてくる。

(Text.小林貢)