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「PRISMA」ネットワーク再生やDirac Liveにも対応

PRIMARE、“映画/オーディオファンどちらも魅了する” AVアンプ「SPA25 PRISMA」

公開日 2024/05/12 10:00 編集部:成藤 正宣
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ナスペックは、同社取り扱いブランドPRIMARE(プライマー)から、AVアンプ「SPA25 PRISMA」を5月15日に発売する。価格は1,045,000円(税込)。受注オーダー品となり、注文後納期が必要となる。

「SPA25 PRISMA」(チタン/ブラック)

2014年発売の前モデル「SPA23」以来となるAVアンプ。インターフェースを刷新して最新のデジタルコンテンツに対応、使いやすさと多機能を兼ね備えた一体型AVアンプとして、映画ファン/オーディオファンのどちらも圧倒的な臨場感と高品質な音響で魅了すると謳っている。

DACチップはESSの8ch DAC「ES9026PRO」を2基搭載。フロントL/Rに4chを割り当てて並列駆動する独自の回路構成を採用することで、ステレオ再生のパフォーマンスを高めている。オーディオはPCM 768kHz/32bit、DSD 22.6MHzまでサポートし、Dolby Atmos、DTS:Xほかサラウンドフォーマットにも対応する。

8ch DACのうち4chをフロントL/Rに割り当てる回路設計で、ステレオ再生の音質も追求

アンプ部にはHypex UCD250LPパワー・テクノロジーを採用。9ch分のパワーアンプを内蔵し、最大810Wでの同時出力が可能(90W×9ch)。1chあたりの最大出力は145W(8Ω)で、フロントL/Rをバイアンプ接続した場合は290W(8Ω)で出力が可能となる。本製品単体で7.1.2および5.1.4までのマルチch構成ができるほか、ステレオアンプを追加することで7.1.4構成にも対応する。

電源部には、電源電流の波形を電圧と同相/同一波形の正確なサイン波へと変換し、電気的な干渉を低減する独自技術のAPFC(アクティブ・パワーファクター・コントロール)を採用。一体型AVアンプ用にカスタマイズを施すことで、従来の電源よりも効率を5%向上させたという。

ブランド独自のネットワークプレーヤー機能「PRISMA」もサポート。専用アプリを通じてマルチルーム/マルチゾーンやメディア再生をコントロール可能で、各種音楽ストリーミングサービスや、AirPlay2、Spotifyコネクト、Chromecastなども利用できる。

また、Dirac Researchのルーム補正技術「Dirac Live Room Correction」も採用。周波数応答だけでなくスピーカーのインパルス応答も含めて補正を行うことで、個々の声部や楽器の深さ、位置を改善し、音色の違いをより鮮明に再現が可能だとしている。なお、本機能は帯域幅が500Hzまでに限定された無料版となっており、フルレンジ(20Hz - 20kHz)の補正を行いたい場合は、Dirac公式サイトから有料ライセンスの購入が必要となる。

入力端子として、光デジタル×2/同軸デジタル×1/USB-A×1/USB-B×1、HDMI 2.0b×4、RCA×5系統(うち4系統は7.1ch入力兼用)を搭載。出力端子は、HDMI 2.0b×2(うち1基がeARC対応)、RCA×5系統を備える。外形寸法は430W×142H×382Dmm(突起部を含む)、質量は12kg。リモコンと測定用マイクが付属する。

背面端子

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