2010年からはDSに専念

LINN、CDプレーヤー生産を年内で完了 − 「DSが未来であることを証明する」

公開日 2009/11/20 23:29 Phile-web編集部
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英LINN PRODUCTSは、CDプレーヤーの生産を2009年内で完了すると発表した。

2009年12月31日をもって生産を完了するのは、「AKURATE CD」「MAJIK CD」「CLASSIK MUSIC」「CLASSIK MOVIE」「UNIDISK 1.1」「UNIDISK SC」の6製品。ただし、UNIDISK 2製品については、北米からハイエンドDVDプレーヤーとして生産を強く要望されたことにより、受注生産を続けるという。日本では上記全製品の取り扱いを完了する。

LINNは、ワールドワイドで、2009年度のCDプレーヤーの売り上げが4割減った一方、DSプレーヤーの売り上げは逆に4割上がったと説明。これに伴い、DSプレーヤーの売り上げが全体の3割を占めることになったという。

日本国内はさらにCDプレーヤーの落ち込みが激しい。2009年度のCDプレーヤーの売り上げは前年度比7割減で、2007年度比では実に9割減となったという。一方で、発売から2年が経過したDSプレーヤーの売り上げは、1年目の75%増となっている。

ワールドワイドのソフト販売でも、LINN RECORDSのCD/SACDの売り上げは前年度比で17%減ったが、ダウンロードの売り上げは前年度比で24%伸び、ダウンロードの売り上げが光ディスクの売り上げを上回ったという。

LINN PRODUCTSでは、今回のCDプレーヤー生産完了について、「記念碑的決断を最初にするメーカーとなりますが、CD プレーヤーマーケットからの卒業は、デジタルストリーミング技術の至高性、ネットワーク化された家庭の出現、更なる高音質に対するお客様の要望の高まりという現実を証明するもの」と説明している。

LINN PRODUCTS 代表取締役のギラード・ティーフェンブルン氏は以下のように述べている。

「この2年間、LINN DSの急速な開発を行いながらお客さまからのフィードバックに耳を傾けた結果、CDプレーヤーの生産を完了するという我々の決断に、絶対的な自信を持っています。スペシャリストはその命題として、お客様に対して最高の性能と最適な価値を提供しなければなりません。“ブレイクスルー・レベル”のパフォーマンスと数々の利点を達成している LINN DSが、CDプレーヤーはもはやスペシャリストとしての分野に属していないことを明確にしています。“CDディスク”は、今もなお人々の生活の中で役割を担っています。我々はDSを通してCDディスクをお楽しみ頂くことで、今までよりも高い音質と適切な音楽管理の恩恵を受けて頂くことを提案いたします」。

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