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公開日 2011/12/06 14:00

SHURE「SRH1840」を音楽の伝道師、ピーター・バラカンが聴く!

インタビュー動画も
インタビュー・文/中林直樹(TROVADOR)
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レコーディングエンジニアやミュージシャンから絶大な支持を集めるプロフェッショナルブランド、SHURE(シュア)が、その音響技術のすべてを注ぎ込んだオープン型ヘッドホン、SRH1840。

すべてのオーディオファンに捧げるこの究極のヘッドホンを、日本を代表する「音楽の伝道師」、ピーター・バラカンさんがいちはやく体感!その驚くべき音響性能をレポートしていただきました。ページ下部にはピーターさんのインタビュー動画もご用意しています!


ピーター・バラカン(Peter Barakan) ブロード・キャスター。1951年ロンドン生まれ。「”良質な音楽”だけを徹底的に紹介する」朝ワイドのラジオ番組、「BARAKAN MORNING」(InterFM)など、出演番組多数。穏やかな口調と音楽に対する深い愛情で人気を集める

■ずっと聴いていたくなるヘッドホン

ブロードキャスター、ピーター・バラカンさん。その活動で、重要な部分を占めるのが、世界中のグッドミュージックを私たちに紹介してくれることである。

音楽と触れ合い、良質な作品をチョイスし、メディアに乗せて広く発信する。そのためにヘッドホンはなくてはならないアイテムのひとつだ。そんなピーターさんに、シュア初のオープンバックタイプヘッドホン、SRH1840を手渡すと...。

「すっきりしたデザインがいいですね。それにイヤーパッドが大きめなのにとても軽いです。ちょっと、掛けてみていいですか?...うん、フィット感がいいですね。イヤーパッドのベロア素材も柔らかいから、長時間掛けていても疲れないでしょう」と好評価。

「SRH1840」はシュアにとって初挑戦となるオープン型ヘッドホン。プレミアムクオリティを実現すべく、エアクラフトグレードのメタルパーツを採用するなど素材を厳選し、精密なエンジニアリングを施した至高の逸品

高い音響性能、快適な装着感、高耐久性。ヘッドホンファンならずとも、ぜひ手にとって試してみてほしい、この冬、大注目のアイテムだ

そこでさっそく、ピーターさんがお持ちのCDを再生することに。まずは、サチャル・ステューディオズ・オーケストラの『サチャル・ジャズ』から「テイク・ファイヴ」を。これはパキスタンやインドの伝統楽器を用いて、ジャズやボサノバのスタンダードを演奏するという面白い作品だ。

「シタールやストリングズ、タブラなど、様々なタイプの音が入っています。それらの音がとても立体的に聴こえてきました。音に不要な圧力がないところもいいですね」。

続いて、お気に入りのテデスキ・トラックス・バンドの『レヴェレイター』をプレイ。

「同じ部屋にいるといっては大げさかもしれませんが、それくらいアットホームな感じが伝わってきます。ずっと聴いていたくなりますね(笑)」。

「『シンプル・シングズ』という曲を聴きましたが、楽器それぞれの分離がはっきりしています。ボーカルは自然に耳に飛び込んできますね。それにスーザンの歌の合間に、ちょっとしたフレーズを挟み込んでくるデレクのギターのニュアンスもよく聴き取れます」。

また、比較のために、シュアの密閉型ヘッドホン、SRH940も使用。それらを交互に試しながら、うんうん、と頷く。

「これ(SRH1840)の方が、音が柔らかいですね。ジャズやフォーク、ブルーグラス、民族音楽など、アクースティック楽器の響きを聴きたい人に向いていると思います」。

「SRH1840は見た感じも派手ではない、クラシックな雰囲気を持っていますね」と、バラカンさん

音についても「アクースティックな楽器がとても気持ちよく聴こえてくる」と、好評価

■温かみがあって音楽が自然に聴こえる


ヘッドホンにとって重要な要素は? という筆者の質問に「長時間かけていても、耳が痛くならないこと。装着感が重要。音が忠実に伝わってくる、偏りのないフラットな感じの音が好きです」とピーターさん。ズバリ、SRH1840は理想的なヘッドホン。最後にシュア・ジャパンのスタッフに「持って帰ってもいいですか(笑)」と尋ねる場面も!?
さらに、おなじみのボブ・ディラン『ライク・ア・ローリングストーン』を聴いてみることにしたピーターさん。

「声が生々しくてびっくりしました。まるで、ディランがそこにいるんじゃないかと。これまで意識したことのなかったような、アップライトピアノのハンマーに鋲が打ってあるような音が、バックで薄く入っているのがハッキリ聴こえる。何十年も聴いてきたけど、初めてわかった。広がりがあって、楽器の輪郭もよく聴こえてきます」。

それから、ベラ・フレック、ローランド・カークなどを次々と再生。「ヘッドホンひとつでこんなに違うの?」と、そのサウンドにとても驚かれた様子だった。

■「音のバランスがとてもいい大人のためのヘッドホン」

最後にまとめて感想をうかがうと...。「これはまさしく大人のためのヘッドホンですね。若いときは刺激的で、耳にビンビン響いてくる音を求めがちです。僕も10代の頃はそうでした。でも、これは温かみがあって音楽が自然に聴こえます。バランスのよい気持ちのいいサウンドです」と、ピーターさん。

SRH1840との出会いは、音楽に対する新しい気づきをもたらしてくれる。その感覚、あなたの耳でも確かめてみてほしい。

■ピーター・バラカンさん インタビュー動画



【問い合わせ】
完実電気
03-5821-1321
http://www.kanjitsu.com

撮影協力:シュア・ジャパン・リミテッド
提供:完実電気株式会社

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