パイオニア、ハイレゾ対応カースピーカー「Vシリーズ」など4機種

パイオニアは、ハイレゾ再生に対応したカースピーカー4機種とトゥイーター1機種を6月より発売する。

■カスタムフィットスピーカー「Vシリーズ」
・17cm セパレート2ウェイスピーカー「TS-V173S」60,000円（税抜）

■カスタムフィットスピーカー「Cシリーズ」
・17cm セパレート2ウェイスピーカー「TS-C1730S」32,000円（税抜）
・17cm セパレート2ウェイスピーカー「TS-C1736S」32,000円（税抜）
・16cm セパレート2ウェイスピーカー「TS-C1630S」32,000円（税抜）

■チューンアップトゥイーター
・「TS-T730」12,000円（税抜）

「Vシリーズ」はハイエンドモデル「RSシリーズ」の設計思想を継承したモデルで、高音質パーツ採用と独自チューニングによって、情報量豊かで臨場感のあるハイレゾ再生を実現したとする。

トゥイーター部に軽量・高剛性のアルミニウム合金製 2.5cmデュアルアークリングダイヤフラムを、ウーファー部には剛性の高い17cm 2層構造カーボンファイバーコーンを採用する。

ネットワーク回路はトゥイーター部とウーファー部に分離。これにより干渉ノイズを排除している。また、各ネットワークを小型化することで、コンソール内やシート下など車両の形状に合わせて取り付けができるという。

トゥイーターの背面まで“しぶき塗装”を施し、ウーファーにはスピン形状のカバーを採用するなど、高級感のあるデザインにもこだわっている。

「Cシリーズ」は、「低クロスオーバーによる広指向特性」と「全帯域にわたる低歪み」をキーワードとしたサウンドコンセプト“Open & Smooth”を上位機種から踏襲したラインナップ。

トゥイーターには軽量・高剛性のアルミニウム合金製 バランスドドームダイヤフラムを採用。振動板への伝達ロスが少ない“頂点駆動方式”を採用することで、信号への応答性も向上させた。磁気回路から伝わった振動板の動きをより正確に制御するために“キングコートエッジ”も採用する。ウーファー部には、剛性の高い2層構造「アラミドファイバーコーン」を用いた。

「TS-C1730S」「TS-C1630S」のトゥイーターにはロータリー機構を採用。車室内の形状に合わせて最適な角度に調整することが可能だ。また、「TS-C1736S」のトゥイーターは、幅広い車種のダッシュボードの純正スピーカー位置へのトレードイン取り付けが可能となっている。同梱の変換コードと“インライン クロスオーバーネットワーク”により、純正車両配線を活かしたスムーズな接続ができることも特徴となる。

TS-C1730S、TS-C1630Sについては、高品位パーツを使用しつつ低クロスオーバーを実現したネットワーク回路を採用。TS-C1736Sのネットワークは、低クロスオーバー化と取り付けやすさを考慮しつつ、トゥイーター/ウーファーを別体のネットワークとすることでバイアンプ接続も可能となっている。

「TS-T370」は、ハイレゾ対応のチューンナップトゥイーター。ロータリー機構の採用により、取り付け後でも社内の形状や取り付け位置に合わせて最適な向きに角度調整が可能だ。純正スピーカーなどから簡単にシステムアップ接続ができるハイパスフィルターも同梱している。