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知ってた? AirPods Proをさらに便利にチューニングするテクニック

公開日 2019/11/20 06:15 山本 敦
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AirPods Proは、ステムと呼ばれる軸の部分に感圧センサーが内蔵されている。指でぎゅっとつまむ「短押し」「長押し」に、ノイキャン/外部音取り込みのモード切り替えやSiri呼び出しなどを割り当てられる。今回は、この操作をチューニングする方法を紹介しよう。

ステムに内蔵されている感圧センサーを押し込む操作で、ペアリングされているiPhoneの音楽再生やSiri、音声通話をコントロールできる

iPhoneの「設定」から「アクセシビリティ」を選択し、リストに並んでいる「AirPods」をタップして入る。

すると「押すときの間隔」として、AirPods Proのステムを2回、3回クリックする時の間隔を “ゆっくりめ” にしたり、「長押しの間隔」を “短め” に設定できるメニューがある。切り換えてみると、変化はそれほど大きくはないが、ユーザーの好みに合わせた微調整が可能だ。なお設定が変更できるのはAirPods Proだけだ。

ちなみに従来のAirPodsでは、本体を素速くダブルタップすることでSiriを呼び出したり、音楽再生の再生/一時停止などが行えた。

アクセシビリティの中にAirPods Proのリモコン操作のインターバルを微調整できるメニューがある

ジムでトレッドミルに乗って、ある程度速度を上げて走るなどといった際、このAirPodsダブルタップ操作の方が、AirPods Proのステムを押し込む操作より簡単に行え、好ましい。ステムを握る手元が狂うと耳元のイヤホンも微妙に位置がずれてしまうからだ。できれば、ステムの2回、3回クリックを “速め” に設定できる選択項目も欲しいところだ。

AirPods Proを片耳だけ装着時にノイズキャンセリングをオンも可能

アクセシビリティの「AirPods」メニュー内には、AirPods Proを片耳だけ装着している時にノイズキャンセリングをオンにできるように選択できる項目もある。通常は「オフ」か「外音取り込み」しか選べない。

AirPods Proは片耳で使う場合は通常「オフ」か「外音取り込み」しか選べない。アクセシビリティのメニューから変更が可能だ

今のところ筆者は、片耳だけノイキャンをオンにして使いたくなる場面にまだ遭遇していないのだが、最近ニュース番組を見ていると、中継レポーターが片耳にイヤモニとしてAirPodsを装着しているケースを見かけることがある。こんなとき、片耳側がしっかり遮音されていると使い勝手が良いのかもしれない。

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