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【特別連続企画】7月18日、東京ミッドタウンにオープン

オープン間近!「HARMAN Store」探訪(3)- 店内バーチャルツアー!各ブランドの世界観を味わう

公開日 2014/07/11 12:00 ファイル・ウェブ編集部
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7月18日、東京ミッドタウンにハーマンインターナショナルの直営店「HARMAN Store」がオープンする。同社の取り扱い製品が一堂に会し、それぞれのブランドが提案する世界観をトータルで体験できることが特徴だ。今回Phile-webでは「HARMAN Store」がオープンするまでを密着取材。全4回に分け、その全貌に迫っていく。

前回は、大きな目玉である特別試聴室を作り上げるために凝らされた工夫の数々を覗いたが、第3回目である今回は、HARMAN Store内の各ブランドブースについてレポートしよう。HARMAN Storeは現在施工中だが、できあがりの姿を想像しながら読んでいただけると幸いだ。また、完成の折にはぜひ実際のようすを確かめに足を運んでみていただきたい。

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サントリー美術館やライフスタイル系ショップが立ち並ぶ東京ミッドタウン・ガレリア3階。ウッディで落ち着いた雰囲気溢れる空間の一角に、HARMAN Storeはある。

HARMAN Storeでは、商品を「カテゴリごと」ではなく「ブランドごと」にまとめて展示している。それは「各ブランドが持つ世界観をトータルで体感して欲しい」という考えからだ。店内は限りあるスペースを最大限に活かしつつ「商品がより引き立つように」と白を基調にしたシンプル&クリーンな内装。では、各ブランドのブースをみていこう。


JBL

JBL(ジェービーエル)のブースは、前回ご紹介した特別試聴室の前方に用意。Bluetoothスピーカーからヘッドホン/イヤホンまでのラインナップを展示している。

写真奥には特別試聴室を、写真手前側にはJBLのヘッドホンやスピーカー群を集結させてアピールする。

JBLと言えば、1946年にジェームス・B・ランシングによって設立された世界有数のスピーカーメーカー。MGMの依頼で製作したトーキー映画用再生システムによって名を上げ、以来録音スタジオや映画館、コンサート用、家庭用、カーオーディオ用など様々なジャンルで世界的に高いシェアを誇っている。近年はその技術を活かし、Bluetoothスピーカーやヘッドホン/イヤホンも精力的に開発。「JBLと言えばオーディオ向けスピーカー」というイメージがある方も多いかも知れないが、それを刷新するような製品ラインナップを体感できる。

施工中のJBLブースのようす。特別試聴室には遮音性の高い鉄の扉がはめ込まれ、前方には展示台が用意された。

もちろん、“ピュアオーディオ用スピーカーメーカーとしてのJBL”を存分に体験することも可能だ。スピーカーという域に留まらない芸術作品のような銘機「Paragon(パラゴン)」、ブルーバッフルが印象的な「4343」などを世に送り出してきた同社。試聴室前のコーナーには、スピーカーのスタンダードモデルやStudioシリーズが並ぶ。

スピーカーという域に留まらない芸術作品のような銘機「Paragon(パラゴン)

ブルーバッフルが印象的なオーディオ用スピーカー「4343」

そして特別試聴室には近年の超弩級フラグシップ「Project EVEREST(プロジェクト エベレスト DD67000」が用意され、Mark Levinson(マークレビンソン)などの高級アンプと組み合わせてその音を楽しむことができる。こちらは完全予約制。たったひとりお客様のためだけにセッティングされた空間を提供するため、完全予約制としている。プレミアムなサウンド体験を味わってみていただきたい。

特別試聴室の内部イメージ。こちらの実際の内装は、オープン日までお楽しみに。

次ページ全ラインナップを揃えトータルな音体験の場を提供する「AKG」ブース

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