4月開始。NHKも参加を検討

新VOD「もっとTV」の凄さとは? 民放揃い踏み、期待の新サービスに迫る

ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実

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2012年02月15日
■気になる画質・音質は?

VODコンテンツの画質は各局により異なるというが、「大画面テレビの視聴を想定した画質で提供できる仕様としている」とのこと。また音声は2chステレオのみで、当初はサラウンド音声や二カ国語放送、副音声に対応する予定はないという。


■現状の最大課題は「対応機器でしか見られない」こと

以上、「もっとTV」の詳細について迫ってみた。しかし、忘れてはいけない一番大きな問題がある。それは、「もっとTV」を視聴できるのは、先日発表されたパナソニックの“VIERA”、BDレコーダー“DIGA”など、今春発売以降の対応製品に限られること。つまり「もっとTV」を利用するためには、新たに製品を購入する必要があるのだ。

パナソニックによれば「特殊なチップが必要となるため、既存製品を『もっとTV』に対応させることは現段階ではできない」とのことで、既存モデルのアップデート対応も難しいようだ。

この点について「もっとTV」担当者は「(対応製品拡売の)プロモーション方法については検討していますが、現時点では詳細についてお話しすることができません」とコメントしている。

2011年7月の地上デジタル放送完全移行が終わり、テレビの販売は一段落しているのが現状。いくら良いサービスであったとしても、対応端末の普及が進まなければ大きな人気は得られない。

「もっとTV」の普及には、対応製品をいかに拡充させるか、また「『もっとTV』があるから買い替えよう」と思わせるだけの充実したコンテンツや利便性を提供できるか、という点も重要なカギとなるだろう。

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