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デジタルハイビジョンを超える、新しい画質の基準を獲得

走査線を増やす、このテレビの基本部分にメスを入れたDETによって「新世代テレビ」が誕生したのは間違いない。解像感に優れる、斜めギザギザが目立たない、フリッカーも抑えられる等々、BSデジタルで評価の定着したデジタルハイビジョン画質をも越える、新しい画質の基準性能を獲得したのである。

DETは主に1500本の走査線による高画質をアピールしているが、既存パーツの応用により、開発コストを低く抑えることのできる技術であることも、あらためて強調しておきたい。決して高価な新開発パーツを多用するのではなく、どのメーカーでも、ディスプレイ画質の改善を目指したときに採用できる間口の広い技術なのである。

さらに付け加えれば、走査線数を1500本に統一することのメリットも大きい。これはブラウン管の負担を少なくし、偏向系の負担も軽減する。これは、結果的に時代の要請である省エネへの対処が容易であり、新世代に求められるディスプレイ技術の最先端を走っているのが、この「1500i」シリーズであると言えるだろう。

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