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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第258回】

これで仕事も捗る? テレワーク環境改善に“通話本職”アイテムをチェック!

2021/02/10 高橋 敦
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「通話が本職!」なアイテムでテレワーク環境をより快適に

時代はテレワーク! いつか現在の状況がある程度収束したとしても、すでにテレワークによる効率化を体験した上で「じゃあここからは前の通り普通に出社、リアルで会議ってことで」と、以前のワークスタイルに簡単に戻れるかというと、業種にもよるだろうが「戻りたくないし戻したくない」、そうなることも多々あるだろう。

今後は従来型とテレワークのハイブリッドあたりが主流になってくるかもしれない。ということは、「テレワーク環境快適化」への積極投資をいま行っても、それが無駄になってしまうことはないと見込める。

「テレワーク環境快適化」といっても、デスクや椅子などワークスペースの改善など様々な方向があるが、 “オーディオ” 情報をメインとした当連載では、「テレワーク」の音環境の改善、リモート会議等における「通話」環境の快適化に注目!「通話が本職」的なオーディオアイテムを紹介していこう。具体的には「ヘッドセット」や「会議用スピーカーフォン」などだ。

「ヘッドセット」と言われてぱっと思い浮かぶであろういわゆるこのカタチ。ガチ感強め!

一方、形だけ見ても何のアイテムだか少しわかりにくいかもしれないスピーカーフォン

鍵は「お互いの」声の聞き取りやすさ!=マイク大切!

さてまずはテレワーク環境の要件を確認。「通話環境の改善」って具体的にはどういうことか?

色々あるだろうがここでは、「お互いの言葉をしっかり聞き取れることこそが快適なコミュニケーションの土台」として考えていこう。

まず相手から届いてくる声を明瞭に再生できる環境。これはオーディオ趣味の皆様であれば簡単に用意できるだろう。すでにいくらでもお手元にあるであろう、イヤホンやヘッドホン、スピーカー。趣味のオーディオで用いられるそれらは、通話用としては十分どころか、過剰なほどに高音質だ。それらを流用してもぜんぜん問題ない。

対して見落としがちなのは、「自分の声を相手に明瞭に届ける環境」の方だ。自分は相手の声を明瞭に聞き取れても、自分の声も相手に明瞭に聞き取ってもらえなければ、円滑なコミュニケーションは成立しない。双方向にお互いどちらも、相手の声をしっかり聞き取れないとだめなのだ。

つまり、通話アイテムのマイク部分、大切!

もちろん、例えば完全ワイヤレスイヤホンを筆頭に、スマホでの利用を前提としたイヤホンやヘッドホンには通話用マイクも搭載されている。様々な技術が投入されたそのマイクの性能は高く、不満を感じることは少ないだろう。

しかし! 今回紹介する「通話本職アイテム」たちは、本職なだけに、その “さらに上” をいくマイク性能を持っているのだ。なかでも筆頭といえるのが「ヘッドセット」、まずはそのポイントを紹介しよう。

会議用なら片耳タイプのヘッドセットのスマート感がハマるかも?

ガチ感最強!単体マイクをセットアップ!

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