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スマート機能も強化で使いやすく

ハイセンスの液晶テレビがさらに進化! 4Kチューナー搭載「U7E」の“日本基準画質”をレビュー

公開日 2019/02/22 06:30 折原一也
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昨年11月、ハイセンスが満を持して、日本のテレビ市場に新4K衛星放送チューナー搭載4Kテレビ「A6800」を投入。それから3ヶ月が経過したいま、新4K衛星放送チューナー搭載液晶テレビの上位モデルとして「U7Eシリーズ」が発表された。その55型モデル「55U7E」の実機レビューをお届けしよう。

「U7E」シリーズ

映像エンジン「レグザエンジンNEO plus」とハイセンスの「ULED」技術を融合

U7Eシリーズの特徴は、ハイセンス独自の映像技術「ULED」と、ハイセンス傘下にある東芝映像ソリューションによる映像エンジン「レグザエンジンNEO plus」という、両社の最上級のテレビ技術を搭載していることだ。

レグザエンジンNEO plusについては、同時に掲載した有機ELテレビ「E8000」の記事も参照してほしい(関連レビュー)。さらに、地デジを高画質化する「地デジ高画質処理plus」も搭載する。

一方、ULED側の機能としては倍速120HzパネルにDCI-P3 95%をカバー、もちろんHDR対応だ。バックライト仕様についてはエリア別制御バックライト方式で駆動している。東芝レグザには、最上位の高画質エンジンを搭載し、エリア別制御バックライトのモデルは存在しない。ハードウェアの構成は紛れもなくハイセンスオリジナルの設計だ。

チューナーについては地デジ3系統+4K放送1系統を搭載している。地デジを視聴するための番組表、またシステム全体の操作性については、先行する4K液晶テレビ「A6800」(関連レビュー)で触ったものとまったく同じ、つまり “ほぼレグザ” と呼びたい。

番組表などのUIは日本でも馴染みがあり使いやすい

スマートTVの機能については、ハイセンスオリジナルの「VIDAA」システムを用いて管理。映像配信サービスやアプリなどを自由にカスタマイズし、使いやすく調整することができるため、たとえば使用頻度の高いサービスはホーム画面の目に付きやすい場所に配置し、逆にまったく使わないアプリをホーム画面から外す、といったことが可能だ。

なお、ハイセンスが海外でも展開している「VIDAA」という名称からグローバル機能をそのまま持ってきていると思われそうだが、中国をはじめとした海外仕様に搭載されている「VIDAA」とは見た目のデザインもOSもまったく異なる、日本国内専用仕様となっている。

映像配信サービスはNetflix、YouTube、dTVなど出荷状態で11種類に対応。映像配信を起動するランチャーと呼ぶべき操作性はシンプルで、レスポンスも高速と扱いやすい。GoogleアシスタントやAmazon Alexaへも対応するなど、多機能というべきモデルだ。

操作リモコンからNetflixやYouTubeの直接起動も可能

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