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ハイレゾ音源はmoraで先行配信中

ChouCho「自分から溢れ出したものを形に」。最新アルバム『color of time』ハイレゾ試聴会レポート

2018/01/11 編集部:押野 由宇
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アニソンシンガー ChouChoの3rdアルバム『color of time』が、1月17日に発売となる。CDでのリリースだけでなくハイレゾ配信も行われる本アルバムの発売を記念し、moraが主催のハイレゾ音源試聴会が1月10日に行われたので、その模様をレポートしたい。

ChouCho 3rdアルバム『color of time』

ハイレゾだと “臨場感” も伝わりやすい

まずアルバム『color of time』についてだが、『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』の主題歌「kaleidoscope」「薄紅の月」や、アニメ『妹さえいればいい。』の主題歌「明日の君さえいればいい。」、PS4『ガールズ&パンツァー ドリームタンクマッチ』の主題歌「one and only」などのタイアップ曲を収録。

さらに表題曲「color of time」など、ChouCho自身が作詞・作曲するアルバムオリジナル楽曲も多数収録された、4年の月日で蓄えられたパワーが溢れ出すような豪華な構成だ。

そんなアルバムの試聴会は、乃木坂のソニー・ミュージックスタジオで実施。試聴システムには、ソニーのHDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」やプリメインアンプ「TA-A1ES」、スピーカー「SS-NA2ESpe」が用意された。

スピーカーは「SS-NA2ESpe」

上が「HAP-Z1ES」、下が「TA-A1ES」

招待されたイベント参加者は、大学生から仕事終わりの社会人といった雰囲気の方まで幅広い年齢層の男女だったが、皆一様に数々の音源が生み出されてきた “アーティストに最も近い” 空間であるスタジオに足を踏み入れると、緊張半分、興味半分といった様子で周りを見渡していた。

会場の様子。スタジオいっぱいに参加者が集まった

定刻となり、試聴会がスタート。進行はmoraの未公認ハイレゾキャラクター “ハイレゾマン” が務めた。ハイレゾマンの盛り上げに、まだ緊張が見られる参加者からの拍手はまだらだったが、いざChouCho本人と、その楽曲の編曲を数多く担当する村山☆潤氏が登場すると、会場は大きな拍手に包まれた。

ChouChoは「天井が高く開放感があって、何よりみんなとの距離が近いです」と会場についてコメント。「みんな、緊張してません? リラックスして楽しんでいただけたらと思います」と場を和ませた。一方の村山氏は「全然、緊張してません」と軽快なトークで度々笑いを誘っていた。

音楽については「移動時間に聴くことが多いですが、良い音楽を聴くと景色がキラキラして見えます」とChouCho。ふだんハイレゾを聴いているかという問いかけには「もちろん聴いています」と返し、村山氏が「僕は車で聴くことが多いですが、家ではハイレゾ。MP3で圧縮された音源だと、制作者の想いが届きそうで届かない、ということもあります」とハイレゾでは細かな情報まだ感じ取れるということをアピールした。

ハイレゾがテーマということもあり、“自分が思う最高の音”について質問されると「私のライブが最高の音かな!」とChouCho。村山氏も「ハイレゾといえど録音されたパッケージなので、生のライブが一番だと思います」とライブの良さを語った上で「ただ、こだわって構築した音源を、ハイレゾだと高品質で届けられます」と続け、「ライブの臨場感だったり、そういったものが伝わりやすいのかなと思います」とChouChoもハイレゾの魅力に賛同した。

ハイレゾの魅力について語るChouCho、村山氏

『color of time』は自分の中から溢れ出したものをかたちにした

続いて最新アルバム『color of time』についてトーク。『color of time』というタイトルについてChouChoは「昨年病気で入院してしまって、デビューしてから初めてお仕事をお休みしたんです。そうすると時間がとても長く感じられて、自分のおかれている環境で時間の感じ方、 “色” が変わるなと感じたんです。もうひとつ、聴いてくださる方の日常が彩られるようなアルバムに出来たらという願いも込めました」という。

また「1stアルバムは作曲家の皆さんが私の良さを見出してくれたもので、2ndアルバムでは自我が芽生えてきて積極的に作詞に取り組めました。そして3rdアルバムは自分のなかにあるものが溢れ出して、それをかたちに出来た1枚。アニメの主題歌しか聴いたことがないという方も沢山いらっしゃると思いますが、オリジナル曲でしかできない世界観も見せることができたなと感じています」と、『color of time』に至るまでの印象を自身の成長として語った。

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