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“モバイルのため”に生まれたブランドの実力とは

VGPダブル金賞! GLIDiC「SE-5000HR」「WS-7000NC」と人気高音質スマホの相性チェック

2017/07/05 折原一也
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iPhone 7で使えるワイヤレス+ノイズキャンセリングイヤホン

GLIDiCブランドが展開する製品のなかで、もう1つの注目モデルがノイズキャンセリング機能搭載ワイヤレスイヤホン「Sound Air WS-7000NC」(以下、WS-7000NC)だ。

「Sound Air WS-7000NC」(ゴールド)

「Sound Air WS-7000NC」(ブラック)

最大の特徴はイヤホンジャックのないiPhone 7でも利用可能なBluetoothワイヤレス対応と共に、-25dBのスペックを誇るノイズキャンセリングにも対応したこと。「VGP 2017 SUMMER」ではノイズキャンセルイヤホン部門で金賞を受賞したモデルだが、オンライショップの販売価格12,312円というコスパの高さでも評価される。

Bluetooth接続に対応したイヤホンなので再生周波数帯域は一般的な20Hz〜20kHzまでのカバーとなるが、高音質のオーディオ伝送コーデックとしてAAC/aptXを採用のため、iOS/Android共に一般的なワイヤレスイヤホン以上の高音質伝送に対応。バッテリー内蔵による連続駆動時間は最大9時間と、毎日使うイヤホンとして利便性も抜群だ。

またダイナミック型10mmドライバーを搭載するイヤホン部は、騒音環境下でも「迫力ある低音域」と「クリアな中高音」を両立させることを狙ったチューニングで、ワイヤレスとノイズキャンセルというトレンドをカバーするだけでなく、イヤホンとしての高音質が追求されている。

ダイナミックドライバーを搭載するイヤホン部。イヤーピースは4サイズ+Comply製が同梱される

実際にWS-7000NCを装着してみると、クリップ型のボディからイヤホンが伸びるという携帯して扱いやすい形状と共に、通常の4サイズのイヤーピースに加え「Comply」イヤーピースを同梱した遮音性にも配慮した作りに気づく。スイッチでノイズキャンセリングを有効にすると、すぐに周囲の騒音をほとんど気にならないレベルにカット。

レシーバー側面。曲送り/戻しやボリューム操作ボタンを装備し、服などに着けても使いやすい設計となっている

特に効果的なのは電車やバスといった公共交通機関の音で、普段無意識に感じていた騒音、特に重低音の走行音がまったく気にならなるほど。外ではこうした重低音のせいで音楽に含まれる重低音が聴こえにくくなるが、ノイズキャンセリングの効果によって音楽だけに集中できる。

レシーバー上部。電源スイッチと共に、ノイズキャンセリング機能のオン/オフを切り替えられるスイッチを装備する

また、これだけノイズキャンセリング機能の効果が高いにも関わらず、オン/オフを切り替えても音色にほとんど影響しない。そのため、常時オンの状態で使えることも音質にこだわるユーザーに嬉しいポイントだ。

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