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【特別企画】フルHD×4画面としても活用できる

LGの42.5インチ4Kモニターを仕事場で使ってみたらかなり快適だった件

2017/06/15 折原一也
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PC用、ゲーマー用、映像用に映像モードの調整機能も豊富

「43UD79-B」は映像モードや調整機能も豊富だ。

デフォルトで用意されているピクチャーモードは「ユーザー設定」「ブルーライト低減」「フォト」「シネマ」「自動輝度調整1」「自動輝度調整2」「色覚調整」「FPSモード1」「FPSモード2」「RTSモード」「ユーザー設定(ゲーム)」と実に11モードもあり、もちろん各モードが切り替え可能。細かな設定はせず、とりあえずPCモニターとして使うのであれば「自動輝度調整」が簡単だ。

大量の写真の中から使用するものを選ぶといったとき、大画面ディスプレイの魅力が際立つ

UHD BDプレーヤーとの接続・再生にももちろん成功した

画質モードにこだわる人向けには、各モードをさらに調整することが可能。ただしモード別に調整可能なパラメーターが決められており(輝度調整はすべてのモードで可能)、特に細かな設定を調整できるのが「ユーザー設定」「ユーザー設定(ゲーム)」の2つだ。
 
「ユーザー設定」は映像の高画質化設定である「SUPER RESOLUTION+」(超解像)、「DFC」(映像に応じた輝度コントロール)、「カラー調整」からは「ガンマ」「色温度」、「6色相環」といった画質カスタマイズも可能だ。「ユーザー設定(ゲーム)」では「応答速度」「ブラックスタビライザー」と、それぞれ設定可能な項目が異なっており、用途が明確で分かりやすい。

遅延に関する設定項目もある
 
なお、AVファンとして気になる「シネマ」設定は、デフォルトでは色設定が派手で調整もできないので、「ユーザー設定」をベースにして追い込むことをオススメしたい。



LGの「43UD79-B」を1週間以上に渡って使い込んだが、4Kのモニターというだけでなく、42.5インチというサイズだからこそ出来ること、実感できる便利さがあった。
 
ターゲットはやはりPCユーザーになると思うが、低遅延関連の設定もあるので、ゲーマー向けのモニターとしても十分に使えるモデルだろう。オーディオビジュアルでは当然の大画面4Kの世界をPCユーザーに届ける。LG「43UD79-B」は、そんなユニークな立ち位置にある製品と言えるだろう。

(特別企画 協力:LGエレクトロニクス・ジャパン)

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