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オーディオテクニカ「ATH-BT08NC」を使ってみた

音楽だけじゃなくスキルアップも!ノイキャン&ワイヤレスイヤホンで新生活をさらに充実

公開日 2017/04/24 10:00 高橋 敦
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ノイズキャンセリングはスキルアップにも効果アリ?

ノイズキャンセリング機能は音楽を聴くときの他にも「静かさ」がほしくなる様々な場面で活躍してくれる。

例えば大学の図書室で調べ物をして勉強。図書室はそもそも十分に静かだが、だからこそ空調の音などが妙に際だって聞こえてくることもある。そんなときATH-BT08NCのノイズキャンセリング機能だ。さらに静かな環境で集中力をアップさせよう。音楽を再生していないときでもノイズキャンセリングをオンにできるので、静かな部屋でイヤホンからの僅かな音漏れもはばかられるというシーンでも安心。

色々な場所で静かな快適環境を作り出してくれるので、気分転換しつつ仕事や勉強がはかどるかも?

そしてそもそも静かではない環境、例えばカフェやファーストフード店でもノイズキャンセリングが活躍してくれることはもちろんだ。これまでは静かだからという理由で図書室で勉強をしていた方も、これからは気分転換も兼ねて他の場所でも勉強してみては?

それに前述のように、ノイズキャンセリングを使えば、騒音の多い環境の代表である電車内でさえもある程度は落ち着いて音を聴けるようになる。すると電車移動中でも、音楽を聴き流すだけではなく積極的に何かを聴くこともできるだろう。

例えば語学の学習教材音源は微妙な発音まで聴き取れる環境でないと聴く意味がないからと、これまでは帰宅後や休日に時間を作っていた方。これからは通勤通学の時間をそれに当てて、帰宅後や休日は趣味の時間にしてリフレッシュできるかもしれない。

ついついスマホで時間つぶししていた電車のなかやホームでの待ち時間を活用して語学学習…なんて使い方もアリ


納得のサウンドクオリティ

でもやっぱりイヤホンなんだから音楽をいい音で聴けないことには他のどんなメリットも台無し。だけどもちろんATH-BT08NCはそこも抜かりなし。


まずはその音を実現している技術面をさらりと紹介しておこう。音を生み出すドライバーは13.5mmと大口径。一般にイヤホンやスピーカーのドライバーはある程度大口径な方が、特に低音域の再生能力に余裕が生まれる。ドライバー周りにセパレーターというパーツを入れることで、ノイズキャンセル使用時にありがちな低音域の緩みを抑えてあることもポイントだ。

大口径ドライバーや構造の工夫によりワイヤレスでもいい音を追求

Bluetoothワイヤレスでは無線伝送に使うデータ圧縮方式も音質のポイントになる。ATH-BT08NCはaptXやAACという高音質方式に対応しており、お使いのスマートフォン側の対応に合わせて自動的に最適な方式で接続。ここでの音質ロスも最小限だ。

もちろんケーブル接続と比べれば音質面では不利。しかしこのモデルはワイヤレスでどうしても少し尖った印象になる高域のその尖りを、ギターのエッジ感などではうまく生かしつつボーカルの刺さりなどは目立たせずと、巧みにチューニング。ベースも太さは出しつつぼわっとだらしない太さにはせず、ちゃんと力強くドライブさせてくれる。どちらかと言えば繊細さよりも迫力の表現を得意とするタイプではあるがそちらに偏りすぎてはいない。なので曲との相性の良し悪しも大きくは出ないので、安心して選びやすい。

ノイズキャンセルをオンにしてもオフにしても音の変化が少ないのもポイント。音の違いなんて気にせず本当に「周りがうるさければノイキャンオン」というシンプルな使い方ができるのも嬉しいところだ。

ケーブルがない。うるさくない。「ない」ことの快適さで毎日が少し変わるかもしれない。そう感じたなら「ATH-BT08NC」をチェックしてみてほしい。

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