<山本敦のAV進化論 第103回>

moraの購入楽曲を「NePLAYER」でダウンロード。“一度使ったら手放せない” 新機能を体験

山本 敦

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2016年08月19日
ラディウスのハイレゾプレーヤーアプリ「NePLAYER」に、レーベルゲートが運営するハイレゾ配信サービス「mora」との連携機能が新たに加わった。その新機能をいち早く試してみた速報インプレッションをお伝えしよう。

NePlayerの設定メニューへ移動。左のリストに「mora」が新しく加わった。最初にサービスへのログインを行う

■moraからiPhone/iPadにハイレゾ音源を直接ダウンロード

NePLAYERは数あるモバイル向けのハイレゾ対応プレーヤーの中でも、ファイル形式やサンプリングレートによる検索機能が充実するほか、DLNAネットワーク再生機能までが揃うマルチなアプリだ。iOS版、Android版ともに1,800円で販売されている有料アプリだが、そのコストパフォーマンスの高さから筆者もふだんから活用している。

ハイレゾ楽曲再生時のNePlayerの画面

なおiOS版はiPadにももネイティブ対応している。Android版はDSD再生に非対応だったり、iOS版と仕様面での違いがあるので、購入を検討する際には注意が必要だ。

今回、NePLAYERの全商品にmoraとの連携機能が無料で追加される。先行するのはiOSバージョンの有料版NePLAYERと簡易版NePLAYER Liteで、これを追いかけるかたちでAndroidバージョンのアップデートが予定されている。

moraからハイレゾ音源をダイレクトにダウンロードする機能がアプリに搭載されることによって、スマホをケーブルでPCにつないで、アプリに楽曲を保存するといった面倒な作業とお別れできる。

Android版HF Playerとe-onkyo musicの楽曲配信との間では先行して実装されている機能だが、今度はNePLAYERとmoraでできるようになったわけだ。PCレスの便利なハイレゾダウンロードを体験している方なら、その便利さがわかるだろう。

ただし、ハイレゾ音源をPCレスでiOS機器に保存できるようになっても、保存先のストレージ容量が有限のままであることには変わりがない。

NePLAYERの場合、楽曲のダウンロード先として外部ストレージが選べるのだが、これが便利だ。iOS機器で使える外部ストレージの一例として、ラディウスが発売しているLightning接続の“ミュージック・ストレージ”を使う方法が考えられる。それぞれを組み合わせたときの使い勝手はこの後に報告する。

moraからダウンロードしたファイルの保存先をアプリ(iOS端末内)か外部ストレージを選んで設定する


実を言うと、今回NePLAYERに追加された機能は、iOS版のmoraアプリが現時点で実現している機能そのものである。だから、NePLAYERアプリ上でmoraにログインした後に使える機能の内容は、それとほぼ同じだ。

それでもNePLAYERを積極的に使うメリットはある。iOS版moraアプリのハイレゾ再生機能は非常に簡易的なものだからだ。

moraアプリのプレーヤー画面。シンプルな機能を集約している

例えばDSDファイルの再生、ハイレゾ楽曲のファイル形式やサンプリングレートによる検索、高度なイコライザーなどNePLAYERには多彩な機能が搭載されている。だが、ここで断っておきたいのは、ソニーのXperiaやAndroid OS搭載のウォークマンなどで使えるAndroid版moraアプリなら、ハイレゾ楽曲をアプリ上で購入できる。これはiOS版moraアプリ、およびNePLAYERの新機能にもない、Android版アプリの特徴である。この不足分をiOSデバイスでリカバリーする方法については後述する。



moraアプリの場合はDSDファイルの再生に非対応である点などNePlayerとの違いは数えればかなりある
■NePLAYER新機能を試す

それでは早速、iPad Proを使ってNePLAYERの新機能を試してみよう。アプリを起動後、ボトムメニュー内「その他」をタップして「設定」を選ぶと、左側のリストに「購入履歴からのインポート」というメニューが新しく加わっている。

ここから「mora」をタップすると、アカウントへのサインインを求められるので、先に登録してあるメールアドレスとパスワードを入力して機能をアクティベートしよう。

地味なようだが、使ってみると手放せなくなる機能

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