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【特別企画】4Kテレビは音もしっかり強化したい!

お手軽&省スペースにテレビの音質を強化! パイオニアの2.1chシアターシステム「HTP-CS1」

公開日 2016/07/29 10:30 折原一也
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aptX対応Bluetoothを活用して音楽もとことん楽しむ

HTP-CS1は、リビングで音楽リスニングを楽しむのにもうってつけだ。しかもBluetoothを内蔵しているので、スマートフォンやタブレット、パソコンに保存してある音楽をワイヤレスで聴ける。

HTP-SC1のスピーカー部。コンパクトだがその音は本格的で、大画面テレビの迫力に負けないサウンドを鳴らしてくれる

本機は高音質なワイヤレス伝送を実現するaptXに対応しているので、aptXに対応するスマートフォン「Xperia」と組み合わせて試してみた。宇多田ヒカル『花束を君に』では、高域までしっかりと主張するメリハリあるサウンド。オーケストラによる伴奏はステレオスピーカーらしいスケール感をもって再現してくれる。また、相性の良い音源としてオススメしたいのがダンスミュージックや打ち込み系で、三代目J Soul Brothers『R.Y.U.S.E.』ではサブウーファーが中域までの厚みをカバーし、音圧感のあるビートを生み出す。男性ボーカルもソリッドに聴かせてくれるあたりに、スピーカーブランドとしてのパイオニアらしさも感じさせてくれる。

サブウーファーを横置きする場合には、同梱されているゴム製フットを使う。シールで貼り付けられ、ラックが共振するのを防ぐことができる

サウンドモードはステレオ感を重視するなら「MUSIC」だが、広がり感のある音をリラックスして楽しみたいなら「MOVIE」も相性が良い。なお、音楽を聴くとなるとサブウーファーの設定がデフォルトだと、やや低域が強めに感じる。今回の視聴環境では、-3dbがベストだった。



映画、スポーツ、音楽と各ジャンルでHTP-CS1のサウンドを体験してみると、5万円を切る価格ながら、音質アップの効果はとても大きいと改めて実感した。しかも、様々なサイズやかたちの薄型テレビと柔軟に、かつ省スペースに組み合わせられることもポイントだ。誰でも手軽に導入できる新感覚のテレビ用スピーカーとして、HTP-CS1はぜひオススメしたい。


【特別企画】協力:オンキヨー&パイオニア マーケティングジャパン

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