ゼンハイザー「CXシリーズ」を聴く(1)

イヤホン入門に最適? ゼンハイザーのハイコスパモデル「CX 3.00」レビュー

高橋 敦

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2016年05月13日
今回これを含めていくつかの記事で紹介させていただくのは、ゼンハイザー「CX」シリーズのイヤホン「CX 5.00」「CX 3.00」「CX 1.00」。初回となる本記事では、シリーズの中核モデル「CX 3.00」を紹介する。

CX 3.00(左からブラック、ホワイト、レッド))

まずはシリーズの概要、そしてそれを改めて紹介する今回の一連の記事の主旨を確認しておこう。なお、この部分を確認済みの方は、このページはスキップしてCX 3.00のレビューを読み始めていただければと思う。

●CX 5.00|実売目安10,000円弱
●CX 3.00|実売目安6,000円弱
●CX 1.00|実売目安5,000円弱

もっと安いイヤホンはいくらでも売られているが、「本格オーディオイヤホンとしてはエントリークラス」と言える価格帯のシリーズだ。だから「ちょっとイヤホンに興味が出てきた。ほどよい価格で十分によい音のモデルはないかな?」と情報を集め始めてこのページにたどり着いてくらた「エントリーユーザー」にこれからなろうという方には、どのモデルもストレートにおすすめできる。このまま読み進めてほしい。

一方、このサイトにいつも目を通しているような方の手元には、吟味を続けたどり着いたお気に入りのハイエンドイヤホンがすでにあることだろう。いまさらエントリー級モデルに興味はないかもしれない。

しかし、だ。そうなると今度は、友人などから先ほどの「ちょっとイヤホンに興味が出てきた。ほどよい価格で十分によい音のモデルはないかな?」という質問を受ける立場になっていないだろうか?

そこでご自慢のハイエンドイヤホンの薀蓄を続けたら、友人もうんざり。期待に応えることは難しい。「ちょっと興味」「ほどよい価格」を汲んだ適当な製品を紹介できることが、趣味の道の先人としてのスマートさだ。エントリークラスの情報を押さえておくこともマニアの嗜み。このまま読み進めてその際の参考にしてほしい。

そしていざそのときには、「数百万円のヘッドホンシステムとかってニュースで見たことない?あのブランドのイヤホンだよ。ゼンハイザーは一流ブランドだけど、超高級スポーツカーしか作らないフェラーリみたいな感じじゃなくて、超高級スポーツカーからスーパーカブまで作ってるホンダみたいな感じなんだよね」などの薀蓄を…語るかどうかの判断は皆様にお任せしよう。

シリーズの中核モデル「CX 3.00」の特徴とは?

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