【特別企画】

UHD BD再生に対応した唯一無二のプレミアムDIGA「UBZ1」誕生

山之内 正
2015年11月17日

孤高の録画機であり、BDの再生品質においても 他の追随を許さぬDIGAのプレミアムモデルが生まれ変わる。その名は 「DMR-UBZ1」。唯一無二にして世界初(※2)のUltra HD Blu-ray対応(※1) BDレコーダーである。

最高峰BZT9600を基準に更なる進化を遂げた新基準機

映像のパッケージソフトに未来があるとすれば、その筆頭候補がUltra HD Blu-ray(以下UHD BD)であることは疑う余地がない。それ以外の選択肢が見当たらないという消極的理由ではなく、映像メディアがたどるべき進化の道筋を的確に指し示した規格であることがその根拠だ。画質を決める3要素、すなわち解像度、色域、コントラストをバランス良く改善しつつ、既存のBDとの連続性も確保する。

そのUHD BDに対応(※1)したBDレコーダーの第一弾がDMR-UBZ1である。現行最上位機のDMR-BZT9600(以下BZT9600)をベースに4K対応を果たし、画質と音質両面でのさらなるブラッシュアップを実現した本機は、UHD BDを再生するためのハードウェアとして、いまのところ唯一無二の製品であり、AVファンの熱い視線を浴びるこの秋一番の注目機であることは間違いない。




作品が持つ空気感や立体感を精密に描き出す類い希な実力

UBZ1はUHD BDを視野に入れて映像エンジンを一新し、一気に次世代仕様に到達しているため、対応ディスプレイでHDRコンテンツを表示すれば、そのポテンシャルの高さはすぐにわかる。

欧州アルプスの遠景をとらえたHDRデモ映像では、はるか彼方に氷河を臨むスケールの大きな世界が広がっている。アルプスの標高3000を超える高所では一年を通して雪と氷に覆われた谷筋が多く、そこには地上では想像できないほどコントラストの強い世界が横たわっている。文字通り目に焼き付くような光景で、ラティチュードが広いデジタル一眼カメラでも、氷河の独特な光沢を目で見た通りに定着させるのは至難の技だ。

アップデートでHDR対応を果たしたビエラCX800シリーズとUBZ1の再生映像を見ると、高輝度領域のグラデーションがはっきり確認でき、雪や氷の温度感をリアルに伝えてくる。数十キロ離れた別の山塊からもピークの険しさが実感でき、4Kの精細表現とともに、細部までコントラストを確保したHDRの威力がうかがえる。山頂に到達して眼前の視界が一気に開けた時の高揚感を思い出させる映像であり、肉眼で見た印象にかなり近いと感じた。


トルコのイスラム教会内部の映像では、光線の柔らかさと階調のなめらかさに目を奪われる。タイルのモザイクはまさに微小信号の集合体で、その一枚一枚にそなわる光沢や微妙な色が独特のテクスチャを生んで、教会の荘厳な空気を作り出しているのだ。暗部階調に余裕のあるHDRは、この映像のような暗めの空間においても、立体的な遠近感を確実に描き出すことができる。

階調の描写性能の余裕は、特に映画の再生時に本領を発揮し、作品にそなわる空気感や立体感を精密に描き出すポテンシャルを秘めている。それを確認できるコンテンツはいまだ登場していないが、ビエラCX800の視聴レポートで記載した邦画作品のトレーラーからはその片鱗をうかがうことができた。具体的な印象はそちらを参照していただきたい。


あのBZT9600を上回る画質と音質を手に入れた!

既存のBDを再生したとき、BZT9600に比べてどの程度の進化を遂げているのか、大いに興味をそそる。それについては短時間ながら自宅のプロジェクターで確認を行った。結論から言うと、電源部に加えてインシュレーターなど振動対策にもメスを入れた成果は画質、音質の両面で顕著に認めることができた。

SDR映像でも遠近感と立体感に磨きがかかり、S/Nにも確実な改善が見られる。遠景や宇宙空間の見通しの良さは、細部のていねいな描写と微小部分のコントラストの確保が大きく貢献している。4Kプロジェクターから本来の描写力を引き出すという点で、UBZ1とBZT9600は双璧というべき存在だ。


音質についてはさらに進化の幅が広いと感じる。オーケストラの瞬発力やベースの沈み込みの深さ、サラウンド再生時の音場密度の高さなどに改善の成果を聴き取ることができる。映像と音の両方で、基準機としての評価はいっそう揺るぎないものになった。



DMR-UBZ1 ¥OPEN
主な録画可能メディア:BD-R/RE、DVD-RAM、DVD-R/R DL、DVD-RW ●主な再生可能メディア:Ultra HD Blu-ray、BDビデオ、BD-R/RE、DVDビデオ、DVD-RAM、DVD-R/R DL、DVD-RW、DVD+R/+R DL、DVD+RW、音楽CD ●デジタルチューナー:地上・BS・110度CS×3 ●内蔵HDD:3TB ●主な出力端子:HDMI×2、光デジタル音声×1、同軸デジタル音声×1、RCAアナログ音声×1、XLRアナログ音声×1 ●消費電力:約40W ●外形寸法:438W×77H×239Dmm ●質量:約8.2kg




※1 Ultra HD Blu-rayを再生するためには、著作権保護のために、ディスクによっては本機をインターネットに接続していないと再生できない場合があります。4K/HDR で視聴するためには、HDCP2.2、4K/60p/4:4:4、Ultra HD Blu-ray規格のHDR信号に対応する機器(ディスプレイ)や端子に接続してください。HDCP2.2に対応 していない機器や端子に接続した場合、2K解像度で、HDR信号をダイナミックレンジ変換して出力します。また、ディスクによっては正しく再生できない場合があります。 4K/60p/4:2:0まで対応の機器や端子に接続した場合、60p素材の再生はHDR信号をダイナミックレンジ変換して出力します。4K/60pに対応していない機器や端子に接続した場合、2K解像度で出力します。HDRに対応していない機器や端子に接続した場合、HDR信号をダイナミックレンジ変換して出力します。また、ディスクによっては2K解像度での出力、または正しく再生できない場合があります。その他、Ultra HD Blu-rayの再生に関する情報は http://panasonic.jp/support/bd/ でご確認ください。4K/60pをお楽しみになりたい場合は、18Gbps対応のケーブルが必要です。本機は18Gbps対応のハイスピードHDMIケーブルを付属しています。

※2 市販のブルーレイディスクレコーダーとして。2015年11月13日発売、パナソニック調べ。

※3 4K/60p/4:4:4対応テレビと18Gbps対応ハイスピードHDMIケーブルで接続する必要があります。Ultra HD Blu-rayの再生時は、4K/24pは4:4:4/36bitで出力しますが、4K/60pは4:2:2/36bitで出力します。