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パイオニア「SMC00BT」レビュー − 様々な部屋にマッチする、多彩なメディア再生が可能なコンパクトコンポ

公開日 2014/04/03 12:21 鈴木裕
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パイオニア「SMC00BT」は、iPhone/iPodをはじめ様々なメディアを再生できるコンパクトなコンポだ。フロントのパネル(ちょうどCDドライブのスライドカバーになっているところ)は着せ替えが可能。本体がブラックのものにはパールホワイト/ルビーレッド/アメジストブラックのパネルが、本体がホワイトのものにはシャンパンゴールド/グロッシーホワイト/パールピンクの3色が付属する。着せ替えによってシンプルにもスタイリッシュにもキュートにも変わるので、多くの人のセンスに応えられるモデルだと思う。

SMC00BT(ブラックモデル。パールホワイトのフロントパネル装着時)

SMC00BT(ホワイトモデル。シャンパンゴールドのフロントパネル装着時)


フロントにはCDドライブを用意。パネルは着せ替えてイメージの違いを楽しむことができる
Bluetoothに対応し、スマホなど対応機器内の音楽を手軽にワイヤレス再生することが可能。CDやUSBメモリ、FMラジオの聴取など、これ1台で多彩なメディアに対応する。本体下部には収納式のiPhone/iPodドック(30ピンコネクタ)を用意。iPhone5などLightning端子搭載モデルは、ドック脇にあるUSB端子経由で接続することが可能だ。外部入力端子経由で、ウォークマンなどDAPとも接続することができる。

本体上部には基本操作ボタンを用意

普段スマートに収納されているドックは、プッシュすると出てくる方式


本機の背面部。電源ケーブル以外の余計な配線も必要なくコンパクト

リモコンが付属する
再生してみると、基本的にボディのどこかがびびったり、付帯音がつくことがない。音質傾向としては、帯域バランスはフラット傾向で低域はすっきりとして適度な低音感。壁にくっつけた机の上であれば量感成分も期待できる。ポップスを聴くと声の鮮度が高く、楽器とマイクの距離も良く出てくる。印象的なのは高域の洗練されたトーンで、暴れとか耳障りの悪さといった要素を一切感じない。キメの細かい、しなやかな感じがあるのだ。この製品のもっとも魅力的な部分と言えるだろう。

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