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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第66回】iOS 7で実現! iPhoneからハイレゾ出力する方法を徹底ナビ

2013/11/19 高橋敦
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■iPhone 5からのUSBハイレゾ再生手順をナビゲート

手順としてはざっと以下のような流れだ。

1)iOS機器にハイレゾ再生対応アプリを導入
2)iOS機器のアプリにハイレゾ音源ファイルを転送
3)カメラアダプタを使ってUSB-DACを接続
4)さてちゃんと動くでしょうか!?


では流れに沿って見ていこう。

1)iOS機器にハイレゾ再生対応アプリを導入

最初に手軽に確実に用意できる要素としては、ハイレゾ対応再生アプリの導入だ。こちらは普通にApp Storeから購入、インストールすればよい。

この分野の定番は「FLAC Player」(https://itunes.apple.com/jp/app/flac-player/id390532592)。ハイレゾ配信の主流であるFLAC形式のファイル(もちろんハイレゾ)を再生できるアプリだ。価格は1,000円。

そして最近登場した注目株がOnkyo「HF Player」(https://itunes.apple.com/jp/app/onkyo-hf-player/id704139896)。こちらはオプション(アプリ内課金で1,000円)のHDプレーヤーパックを購入することでハイレゾ再生が可能になる。しかもこちらはDSD再生(DoP出力)にまで対応する。

FLAC Player。ハイレゾFLACファイルを再生できること以外はよい意味で普通の再生アプリなので使い勝手も悪くない

Onkyo HF Player。こちらも普通の使い勝手を持ちつつ、高精度イコライザーやアップサンプリングといった機能も備える

2)iOS機器の各アプリにハイレゾ音源ファイルを転送

アプリをインストール(&拡張パックを購入)したら、iOS機器をPCに接続してiTunesの同期画面をチェック。すると「App」タブのいちばん下に「ファイル共有」という項目がある。そこで先ほどインストールした再生アプリごとに、音楽ファイルを転送しよう。

「追加」ボタンをクリックすると表示されるダイアログからハイレゾ音楽ファイルを選択して追加していくべし

ここに「指定したフォルダを監視して音楽ファイルが追加されていたら自動的に転送する」みたいな機能があると便利なのだが、残念ながらそういう機能はない。ここはひたすら手動で追加!追加!追加!だ!

次ページ続いて、カメラアダプタを使ってUSB-DAC接続 − 再生できるか!?

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