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スマホのカメラ機能を簡単強化

【レビュー】ソニーのレンズスタイルカメラ「DSC-QX100/QX10」を試す

2013/10/15 レポート/山本 敦
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DSC-QX10は“サイバーショット”「DSC-WX200」と同等の機能を搭載する光学10倍ズーム対応モデル。上位機のQX100よりも本体は薄型・コンパクトでポータビリティが高いぶん、「スマートフォンとデジタルカメラの2台持ち」は本機の方がずっと楽に感じられる。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色が揃うので、スマートフォンとのコーディネートの幅が広がる。


コンパクトなDSC-QX10

光学10倍のソニー「Gレンズ」を搭載
撮像素子には有効画素数1,820万の裏面照射1/2.3型“Exmor R”CMOSセンサーを内蔵。レンズは画角が35mm判換算で広角25mmから望遠250mmまでをカバーする、光学10倍のソニー「Gレンズ」が搭載されている。ワイド端時のF値は3.3。レンズ先端からの撮影距離はQXシリーズの2機種ともにワイド端時で約5cm。

写真の解像感やキレ味はカール・ツァイスレンズ搭載のQX100の方に軍配があがるものの、広角25mmからの光学10倍ズームをカバーするQX10のレンズはよりフットワークが軽快だ。「DSC-WX200」と同じ手ブレ補正機能「ピタッとズーム」が搭載されており、低シャッタースピード時や10倍ズーム時にも手ブレを抑えながら、安定した写真撮影を可能にした。


側面のズームレバーとシャッターボタン。マルチ端子

本体背面のフタを開けたたところにメモリーカードスロットを配置している
QX10も側面にズームレバーとシャッターボタンを配置しているが、マニュアルフォーカスには対応しない。なお、QXシリーズは静止画・動画記録の両方に対応しており、動画記録中にも光学ズームが使える。

QXシリーズはともに本体にストラップが着けられる

静止画/動画の撮影に対応している

今回はQXシリーズのハンドリングを試すため、ソニーモバイルのスマートフォン「Xperia Z1」のau版を借りてテストを行った。iOSでの使い勝手の違いは、iPod touchでチェックした。

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