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7.1chスピーカー出力やハイパワーのヘッドホン出力を搭載

クリエイティブ、独自音場補正「Super X-Fi」搭載のUSB-DAC「Sound Blaster X3」

公開日 2019/09/25 16:17 編集部:成藤 正宣
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クリエイティブメディアは、ユーザーの頭部や耳を撮影した写真を用いる独自の音響補正技術「Super X-Fi」を搭載したUSB-DAC「Sound Blaster X3」を、10月上旬より発売する。価格はオープンだが、直販サイトでは11,637円(税抜)にて販売する。

「Sound Blaster X3」

今年7月に発売したPC用サウンドカード「Sound Blaster AE-9/AE-7」(関連ニュース)に続き、同社Sound Blasterブランドの“新生ラインナップ” 第2弾と位置づける製品。接続端子にUSB Type-Cを採用しており、PCのほか、PlayStation 4、Nintendo Switchとの接続に対応。ゲーミングから高音質の音楽リスニング、サラウンドまでエンターテイメントを幅ひろく楽しめるとする。

Sound Blasterシリーズでは初めて、ユーザーの耳や頭部を撮影した画像を元に、3次元的な立体感のある音場を再現する独自の音響補正技術「Super X-Fi」を搭載。専用スマートフォンアプリを用いて設定することで、ユーザー毎に最適化された自然な奥行き、ディテール、没入感をヘッドホンリスニング時に味わえるとする。

スマホで撮影したユーザーの頭部/耳まわりの写真を使い、音場補正を行う「Super X-Fi」技術を搭載

「Super X-Fi」の効果は、上面のボタンで切り替えられる

その他にも、音楽/映画/FPSゲームに適したカスタマイズ可能なイコライザープリセット、様々な音響効果をかけられる「Sound Blaster Acoustic Engine」といった豊富な音響機能を搭載。これらをすべて無効化し、音源に忠実なピュアなサウンドを楽しめるダイレクトモードも搭載している。

DACチップには115dB DNRの旭化成エレクトロニクス製チップを採用し、PCM 192kHz/24bitまでの入力に対応。ヘッドホンアンプは600Ωの高インピーダンスヘッドホンもドライブ可能な駆動力を備えるとしている。

また、スピーカー出力としてフロント/サイド/リア/センター&サブウーファーの4つの3.5mm端子を搭載しており、PC用スピーカーなどで7.1ch/5.1chサラウンドを楽しむことが可能。ドルビーの「Dolby Digital Live」技術にも対応しているため、Windowsゲームのサラウンド音声をAVアンプなどにデジタル出力することもできる。

4つの3.5mm端子によりPC用スピーカーで7.1chサラウンドが構築可能

出力端子はスピーカー出力×4(フロント/サイド/リア/センター&サブウーファー)、ヘッドホン出力、光デジタル出力を搭載。入力端子は3.5mmライン入力、3.5mmマイク入力を搭載する。外形寸法は約129W×42H×129Dmm、質量約334g。

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