HOME > ニュース > “暮らしのIoT”実現を目指す「コネクティッドホーム アライアンス」設立 ー パナソニック、日本MSらが参画

業界の垣根を越え、新たな社会インフラの創造を目指す

“暮らしのIoT”実現を目指す「コネクティッドホーム アライアンス」設立 ー パナソニック、日本MSらが参画

2017/07/25 編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックグループや日本マイクロソフトなど約30社は、業界の垣根を越えて“ジャパンクオリティの全く新しいIoTの世界を想像すること”を目指したIoT企業連合として、「コネクティッドホーム アライアンス」を設立した。

「コネクティッドホーム アライアンス」ロゴ

現時点で参画予定企業として名前を連ねている企業は、上記のほか、ビックカメラ、三菱地所グループ、ビックカメラ、美和ロック、LIXILなど。9月の設立総会までに、さらに多くの参画を見込んでいる。

同団体は「コネクティッドホーム」を「暮らしのIoT」と定義。現状の日本では、産業界ではIoT導入が進んでいるものの、生活シーンにおいては各企業が個別に製品開発やサービス提供を行っているため連鎖的な「暮らしのIoT」サービスが実現できないとする。この現状を打破するべくアライアンスを設立、参画企業同士で業界の垣根を越えて製品/サービスを連携させることで「暮らしのIoT」を実現させ、世界に誇る新たな社会インフラを想像することを目指していく。

組織の概要図

具体的な活動予定として、産官学が一体となった定期研究会や技術実証実験の開催、技術・トレンドの情報共有を目的にした定期レポートの発行や見学・研究ツアーの実施、コネクティッドホームの認知・普及を目的としたウェブでの情報発信やイベント開催を行っていくとしている。

参画企業のひとつである東京急行電鉄は、プレスリリースの中で「IoTはあらゆるモノがつながることで、モノ単体での価値を超えた有機的なサービスを提供できるようになり、産業や人の暮らしのあり方を大きく変えていく可能性を秘めている。本アライアンスは、人々の暮らしに密着した多種多様な業界のリーディングカンパニーが集まることで、日本品質の革新的な『暮らしのIoT』を実現し、世界に誇る新たな社会インフラの創造を目指していく」と述べている。

本アライアンスへの参画予定企業(7月25日現在)は以下の通り。

<住宅/不動産/ホテル関連>
・すてきナイスグループ株式会社
・東急不動産ホールディングス株式会社
・株式会社東急ホテルズ
・株式会社フキ
・三井不動産グループ
・三菱地所グループ
・美和ロック株式会社
・株式会社 LIXIL

<電機/IT 関連>
・加賀電子株式会社
・日本アイ・ビー・エム株式会社
・日本ヒューレット・パッカード株式会社
・日本マイクロソフト株式会社
・パナソニックグループ
(代表:パナソニックシステムソリューションズジャパン(株))
・株式会社日立製作所
・富士通株式会社
・ネットワンシステムズ株式会社

<生活サービスその他>
・イッツ・コミュニケーションズ株式会社
・伊藤忠商事株式会社
・株式会社ぐるなび
・Connected Design 株式会社
・株式会社ジュピターテレコム
・住友商事株式会社
・DCMホールディングス株式会社
・東京急行電鉄株式会社
・日立キャピタル株式会社
・株式会社ビックカメラ
・丸紅株式会社
・三菱商事株式会社
・株式会社三菱東京UFJ銀行
・三菱UFJニコス株式会社

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック