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米国では2月10日にLG Watch発売

Android Wear 2.0が正式発表。対応デバイスに順次提供、搭載第一弾は「LG Watch」

公開日 2017/02/09 10:29 編集部:風間雄介
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Googleは、ウェアラブル用OS「Android Wear 2.0」を正式発表した。また、同OSを採用したデバイスの第一弾として、LG電子の「LG Watch Style」「LG Watch Sport」が米国で2月10日より発売されることもアナウンスした。

「LG Watch Style」「LG Watch Sport」

Android Wear2.0は、時計の盤面デザインを工夫したほか、ワークアウト機能も強化。またGoogle Assistant機能との連携も高めた。対応デバイスするデバイスでは、今後数週間で利用可能になる。

盤面デザインでは、パーソナライズ機能を高め、好みのアプリの情報を常に表示することが可能になった。たとえば時計の盤面をタップするだけでUberの乗車を予約できたり、ワークアウトを始められたりする。

ワークアウト機能では、アプリ「Google Fit」をプリインストール。ランニングやウォーキング、サイクリング中のペースや距離、カロリー、心拍数をトラックすることが可能だ。またウェイトリフティング用の測定機能も備える。またセルラー通信機能を備えたデバイスであれば、好みのワークアウトアプリを使いながら通話やメッセージの送受信を行ったり、Google Play Musicの音楽をストリーミングすることもできる。

またAndroid Wear2.0では、時計用にデザインされたGoogle Play Storeにアクセスし、アプリを直接ダウンロードすることが可能。セルラー通信機能内蔵デバイスであれば、スマートフォンがなくてもアプリダウンロードとインストールが行える。

メッセージ機能では、届いたメッセージに対して、素早く音声認識やタイピング、手書き文字などで返信することが可能に。絵文字も利用できる。またメッセージの内容を判断して、適切な候補を表示し、それを選択することで返信を素早く行う機能も備える。

パーソナルアシスタント機能「Google Assistant」も利用でき、ハンズフリーで時計に「OK,Google」と話しかけることで、レストランを予約したり、天気予報を聞いて傘を忘れないようリマインド設定したりなど、様々な操作が行える。なお、Google Assistantは現在のところ英語とドイツ語に対応しており、今後数ヶ月でほかの言語にも対応するとしている。

前述したLG電子の「LG Watch Style」「LG Watch Sport」は、Googleとコラボレートして開発したもの。米国では2月10日から販売開始する。その後カナダ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、台湾、UAE、イギリスで順次販売を始める。

LG Watch Styleは薄型・軽量なモデルで、シルバー/ローズゴールド/チタニウムの3つのクラシックなデザインから選択できる。

LG Watch Sportはエラストマー製のストラップを備えたスポーツ対応モデル。NFCによる決済機能やGPS、心拍センサー、セルラー通信機能を備える。Google FitとAndroid Payを一発で起動できるボタンも搭載する。

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