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価格は799ドル。画面解像度は2,160×1,440

米Microsoft、12型のWindowsタブレット「Surface Pro 3」発表

公開日 2014/05/21 11:03 ファイル・ウェブ編集部
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米Microsoftは、Windowsタブレット“Surface”新モデルとして、12型ディスプレイを搭載する「Surface Pro 3」を発表した。これまで通りビジネスでもプライベートでも使える製品としてアピールしているが、今回はさらにノートPCのパフォーマンスを備えた「ノートPCに置き換わるタブレット」としている。

Surface Pro 3

プロセッサーは第4世代Intel Core i3/i5/i7のいずれかを選択可能で、内蔵ストレージ容量とプロセッサーの組み合わせ別に5種類を用意する。ラインナップは「64GB/Intel i3」「128GB/Intel i5」「256GB/Intel i5」「256GB/Intel i7」「512GB/Intel i7」で、価格は米799ドルから。米国で現地時間21日より受注を開始する。日本を含むその他26カ国では8月下旬までに発売開始する予定とのこと。

OSにはWindows 8.1 Proを搭載しており、WindowsのPC用ソフトウェアをインストールすることが可能。製品には「Microsoft Office Suite1」をプリインストールしている。

解像度2,160×1,440、アスペクト比3対2の12型フルHDディスプレイを搭載し、10点マルチタッチにも対応する。ディスプレイ背面に「マルチポジションキックスタンド」を備えており、使用シーンにあわせてディスプレイを最適なポジションに調節できる。

本体にはマグネシウムのフレームを採用しており、ディスプレイサイズは大きくなったものの質量は800gと軽量性も高めた。

搭載端子はUSB3.0のほか、microSDカードスロットやミニディスプレイポートなどを装備する。通信機能は無線LAN規格IEEE 802.11 a/b/g/n/acに準拠。そのほか、Bluetooth 4.0にも対応している。

カメラ機能は、本体フロントとリアにそれぞれ5メガピクセルのカメラを装備。内蔵する音楽アプリにはiTunesのプレイリストを読み込むことも可能で、音声機能にはドルビーのオーディオ技術も搭載する。

バッテリー寿命も高めており、最大9時間のウェブブラウジングが可能としている。

また、製品には専用アクセサリーとして、取り外し可能なキーボードや「Surface Pen」などを同梱する。ナチュラルな書き心地を実現したという「Surface Pen」を使用することで、ディスプレイに書き込みが可能。また、スリープモードの画面を「Surface Pen」でクリックして空白のメモ帳「OneNote」ドキュメントを開き、即座にメモを取ることもできる。

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