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国内のLTE版はソフトバンクとauから

アップル、Retinaディスプレイ搭載「iPad mini」

公開日 2013/10/23 05:31 ファイル・ウェブ編集部
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iPad mini Retinaディスプレイモデル
アップルは、Retinaディスプレイを搭載した新型iPad miniを11月中に発売する。

日本での価格はWi-Fiの16GBモデルが41,900円、32GBが51,800円、64GBが61,800円、128GBが71,800円。Wi-Fi/LTE版は国内ではソフトバンクとauが取り扱うが価格はまだ発表されていない。本体色はシルバーとスペースグレーの2色を用意している。

また、非Retinaディスプレイである従来モデルのiPad miniを値下げし、Wi-Fiの16GBモデルを31,800円で販売する。

解像度2,048×1,536/326ppiの7.9インチRetinaディスプレイを搭載し、マルチタッチに対応。1080p動画再生にも対応している。本体厚さは従来モデルが7.2mmであったのに対して7.5mmと、わずかに厚くなっている。質量はWi-Fiモデルが331gで、LTEモデルが341g。従来モデルはWi-Fiが308g、LTEが312gだった。

同時発表されたiPad Airと同様、CPUには64ビットのA7チップを搭載。従来の4倍のCPU性能と8倍の画像処理能力を実現させたという。OpenGL ESバージョン3.0に対応しており、精細なグラフィックスやビジュアルエフェクトも体験できるとしている。また、モーションセンサーのM7コプロセッサも搭載している。

カメラの使用はiPad Airとほぼ同じ。背面のiSightカメラは5メガピクセルの裏面照射センサーを採用。レンズは5枚構成で、f2.4。ハイブリッド赤外線フィルタやジオタグ添付機能、HDR撮影機能、AFや顔検出に対応する。動画では1080pのHD撮影が可能で、動画撮影時の手ブレ補正機能、顔検出機能、3倍ビデオズームなどが利用できる。

前面のFaceTime HDカメラでは1.2メガピクセルの写真を撮影可能。こちらもセンサーは裏面照射型だ。720pのHD動画が撮影できるほか、写真やビデオでジオタグを添付することもできる。

RetinaディスプレイやA7チップ搭載で高機能化しながらも、バッテリー性能は従来と変わらぬ最大10時間駆動(Wi-Fiでのインターネット/動画再生/音楽再生)を実現した。搭載している充電池は23.8Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー。

また、アプリでは新たにiPhoto、iMovie、GarageBand、Pages、Numbers、Keynoteを無料でインストールできる。

ネットワーク性能では2本のアンテナとMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)テクノロジーを搭載。2.4GHzと5GHzのデュアルバンド802.11n Wi-FiとMIMOに対応し、一世代前のiPad miniの2倍のデータ転送速度となる最大300Mbpsに対応している。

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