HOME > ニュース > 押井守監督作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』4Kリマスター化。9/17よりIMAX館で日米同時上映

10/1からは通常フォーマットでの上映も

押井守監督作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』4Kリマスター化。9/17よりIMAX館で日米同時上映

2021/08/20 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
押井守監督による劇場映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995年)がこの度4Kリマスター化。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAXとして9月17日(金)より日米のIMAXスクリーンで同時公開される事が決定した。

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』新規ビジュアル (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

1995年に公開されて以来、ビルボード誌の全米セルビデオチャート第1位を獲得するなど全世界で大ヒットを記録した押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が、観る者を新たな映画体験へ誘うハイクオリティな映像でスクリーンに再び登場。日本では全35館にて公開が実施される。

4Kリマスタリングにより35mmフィルムに眠る情報量を引き出したとのこと

オリジナル版公開当時の技術では再現できなかった、35mmフィルムに眠る膨大な情報を引き出し、4Kの高解像度でリマスタリングすることで、描線のタッチや背景の細部、暗いシーンでの色彩表現に至るまで、より鮮やかな映像として蘇ったとのこと。この圧倒的な情報量の映像を、IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響、明度、コントラストなど細部にいたるまで高い精度で調整、他の劇場ではけっして味わえない画期的な映画体験を可能にしたという。



4Kリマスター版の上映に伴い押井守監督は「幸いなことに、この作品は技術の進歩のたびに、新しい形で生まれ変わってきた。今この時代に劇場で見られることを嬉しく思います。お楽しみください」と、コメントを寄せている。

なお、通常フォーマットでの劇場上映も10月1日(金)からの実施が決定。こちらの上映館については後日発表するとアナウンスしている。



【STORY】
西暦2029年―。情報化の進展と同調するように、より高度に凶悪化していく犯罪に対抗するため、精鋭サイボーグたちによる特殊部隊・公安9課、通称“攻殻機動隊”が設立された。隊長である全身義体のサイボーグ・草薙素子は、国際的に指名手配された正体不明のハッカー“人形使い”を巡る捜査に乗り出すことになるが―。

【STAFF】
原作:士郎正宗(講談社刊「ヤングマガジンKCDX」所載)/監督:押井 守/脚本:伊藤和典/演出:西久保利彦
キャラクターデザイン・作画監督:沖浦啓之/作画:黄瀬和哉/メカニックデザイン:河森正治、竹内敦志/銃器デザイン:磯 光雄
美術設定:渡部 隆/美術:小倉宏昌/撮影:白井久男(スタジオ・コスモス)/編集:掛須秀一(ジェイ・フィルム)/音楽:川井憲次
音響:若林和弘(オムニバスプロモーション)/色彩設定:遊佐久美子/CG制作:オムニバスジャパン/アニメーション制作:プロダクションI.G
製作:講談社、バンダイビジュアル、MANGA ENTERTAINMENT 他

【CAST】
草薙素子:田中敦子/バトー:大塚明夫/トグサ:山寺宏一/イシカワ:仲野 裕/荒巻:大木民夫/中村部長:玄田哲章/人形使い:家弓家正 他

配給:バンダイナムコアーツ
Ⓒ1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック