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プラモ×パズル

完成まで8年? 自分で組み上げる「千年パズル」発売。超高難易度を再現、王の魂を呼び覚ませるか

2021/03/19 編集部:松永達矢
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BANDAI SPIRITSホビー事業部は、プラモデル新ブランド「ULTIMAGEAR(アルティマギア)」を設立。その商品第一弾として、高橋和希氏原作の漫画、『遊☆戯☆王』(ジャンプ・コミックス刊)に登場する「千年パズル」を、全国のホビー・アニメショップ、玩具店、家電・量販店のホビー・玩具売場、インターネット通販などで8月より発売する。価格は3,850円(税込)。

「ULTIMAGEAR 千年パズル」完成イメージCG

千年パズルの究極(アルティメット)ポイントとして、「超高難易度パズルの再現」をアピール。主人公「武藤遊戯」が8年がかりで完成させた千年パズルの超高難易度を体験できるとしている。

ランナーからパーツを切り取ると全33個からなるパズルピースとなる。

その特徴として、プラモデルでありながら取扱説明書内に「完成までの組み立て順序」を最後まで記載しないという手法をとっている。まずプラモデルとしてランナー状態からパズルピース(全33ピース)を切り離すという工程までは取扱説明書に記載しているが、その後の組み立てに関しては説明書に記載されておらず、ピースをはめる順序、はめる位置、はめた後のスライド・回転などの動作を組み合わせる無数の組み立てパターンから、劇中同様自らの閃きだけを頼りにパズルを完成させる仕様となっている。

取扱説明書に完成までの組み立て順序を最後まで掲載しないことで、劇中同様の「超高難易度パズルの再現」が成される

組み立て後の商品全長は約10cmとなる。

ULTIMAGEARは、人気のアニメ・漫画・映画などに登場したアイテムを「プラモデルだからこそ」という視点で徹底追求したというBANDAI SPIRITSの新ブランド。構造・ギミック・質感などを手に感じながら、「作る」ことでその作品の世界観を「体験」することができるとアピールしている。

「ULTIMAGEAR ブランドロゴ」

ブランドコンセプトとして、BANDAI SPIRITSホビー事業部が培ってきた設計・金型・生産の技術を駆使して、劇中アイテムの魅力を構造・ギミック・質感などの観点からプラモデル的アプローチで徹底再現を行い、商品ごとに、プラモデルだからこそ体感可能な究極の再現ポイント「究極(アルティメット)ポイント」を設定。商品を組み立てることでULTIMAGEARでしか味わうことができない「登場人物さながらの体験」を提供するとしている。

また、プラモデルならではの「組み立てる」という体験を通じて、劇中登場アイテムの設定や、構造をより深く知ることができるアイテムとして開発していることをもう一つのブランドコンセプトとしており、「『作ることで見つかる新たな発見』や『本物を感じる至高のひと時』を感じていただけるブランドを目指しています」と同社は説明している。

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