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打音を解析して軟らかさと弾き感を両立

パイオニア、「心地よい打音を追求」したゴルフボール開発に音響技術で協力

2019/01/18 Senka21編集部・竹内純
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パイオニアとブリヂストンスポーツ(株)は、ゴルフボールの打感・打音に関する共同研究を進めている。

パイオニアの音響解析により柔らかいのに弾き感がある心地よい打感の実現をサポート

ブリヂストンスポーツのゴルフボール研究開発において、ゴルファーが重視する「打感」の良し悪しには、耳から入る「打音」が大きく影響していることに着目。これをパイオニアの研究開発部門が音響技術でサポートすることで、理想的な打感・打音を実現させることを目的としたものだ。

パイオニアが長年培ってきた音響技術を用いて、2017年3月にブリヂストンスポーツより発売されたゴルフボール「PHYZ(ファイズ)」の開発をサポート。迫力のある打音を追求することで、ソフトでありながら、飛び感のある「打感」を実現したという。これに続き、本年3月8日に発売が予定されている新製品にも開発サポートが行われた。

新「PHYZ」では、パイオニアの音響技術者が、ゴルファーの放つ実打音のわずかな差異に着眼し、音響解析によって「軟らかさと弾き感を両立した心地よい “打感” 」と「 “打音” の印象・音響特性」との関係を定性的かつ定量的に分析。軟らかさと弾き感を両立した、心地よい打感(打音)が追求されている。

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