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2017年中の提供を目指す

ドコモとユピテル、利用者に合わせて雑談するAIネコ型ロボット

公開日 2017/01/26 14:23 編集部:小野佳希
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ユピテルとNTTドコモは共同で商品開発、サービス提供に向けた検討を推進することに合意。その第一弾として対話型AIロボットを共同開発し、2017年中の提供を目指すと発表した。

AIロボット完成イメージ

ユピテルが開発、販売する車載器やロボット型端末等に、ドコモのAI・IoTの技術を活用し、共同で商品開発、サービス提供。今回開発する対話型AIロボットは、外形寸法240mm×160mm×140mm、質量約330gというサイズに4インチタッチディスプレイを備え、ネコ型デザインを採用している。

システム構成

人工知能で自然対話を実現するNTTグループのAI技術「Corevo」の自然対話プラットフォーム技術を活用。対話の内容を理解するだけではなく、顔を識別し、利用者の趣味嗜好に合わせた内容で対話するという。

さらに雑談対話や、内容に応じて声色を変化させた対話も可能。また、本体に搭載しているディスプレイで対話をチャット形式で表示し内容を確認できる。

雑談だけでなく、知りたい事を話しかけるとインターネットから情報を検索して回答したり、ニュースや天気の情報を取得し、情報を反映した対話も行う。なお4人まで利用者を登録でき、利用者情報(名前・年齢・性別・趣味・好きな食べ物・顔)を登録して利用する。

両社では今後、ユピテルの販売する車載器にドコモのAI技術を活用し、自然対話による操作や、行動を先読みした支援を可能にするカーインフォテイメントサービスの提供等を検討していくとしている。

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