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ソニー・ホークアイ・TBSが共同開発

TBSでの野球WBC中継に「ストライクゾーン視覚化システム」採用

2013/02/28 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー、同社グループ会社のHawk-Eye Innovations Inc.(ホークアイ)、TBSテレビの3社は、共同開発した「ストライクゾーン視覚化システム(3Dストライクゾーン)」が、TBSにて放映する2013ワールドベースボールクラシック中継に運用されることになったと発表した。2月28日(木)に福岡 ヤフオク!ドームで開催されるWBC最終強化試合、巨人対日本でTBS系列にて放送される。

「ストライクゾーン視覚化システム(3Dストライクゾーン)」では、実際の投手と打者が映る映像にボール軌道とストライクゾーンのCGを重畳させた映像と、ボールの軌道を示すフルCGの2種類を放送で使用。これにより視聴者は様々なアングルからボールの軌道とストライクゾーンを楽しむことが出来るという。



ホークアイは競技場に設置した複数のカメラからボールの軌道を独自プログラムで瞬時に解析する技術を有しており、「判定オペレーションサービス」がテニスやクリケットなどのスポーツ大会主催者の公式判定技術として採用されてきた。2012年7月にはFIFA(国際サッカー連盟)も正式採用を決めている。

また、ホークアイでは判定用途に加え、試合中の各種シーンのコンピュータ・グラフィックス(CG)を現場で生成し、バーチャル・リプレイとして再現、放送事業者へサービスを提供してきた。

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