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サウンドスキャンがレポート発表

2012年のCD売上は前年比2.6%増 − アーティスト別トップはミスチル

2013/01/29 ファイル・ウェブ編集部
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サウンドスキャンジャパンは、2012年のオーディオソフト動向についてのレポートを発表。2012年販売金額は前年比2.6%増の2,381億円だったこと、Mr.Childrenがアーティスト別売上金額でトップになったことなどを明らかにした。

本レポートは2012年1月2日から2012年12月30日までの52週間の売上調査を基にしたもの。一般市販商品の国内盤のみであり、輸入盤及び特販商品は対象に含まれない。

■総売上金額は前年割れから回復 - Eコマースの存在感が一層増す

オーディオ・ソフトの2012年総売上金額は前年比2.6%増の2,381億300万円。前年割れを続けてきた減少傾向からは脱したが、12年前(2000年総売上金額5,281億9,800万円)と比較すると半減以下の売上規模で留まった。

年間売上金額推移

こうした点について同社では、音楽配信が普及するなか、限定特典付きの複数アイテムの同時発売など、以前の市場形成とは異なる発想法が確立・定着したと解説。音楽CD売上が米国を抜いて世界一になった2008年以来、ダウンロード配信へ急速に移行する他国を尻目に、減少をしながらも日本市場は世界一のパッケージ市場を保っているとした。

販売チャネル別売上金額を見ると、Eコマース市場が32.9%(2011年は28.2%)と前年に比べ販売シェアを4.7ポイント拡大。総売上の約3分の1に迫る結果となった。

販売チャネル別売上シェア

■ミスチルがアーティスト別の首位

アーティスト別売上金額では、Mr.Childrenが88億4,200万円を売り上げて1位に。前年1位だったAKB48が2位に、同じく前年2位だった嵐が3位に後退した。

アーティスト別売上金額

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