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HTCやサムスン、LGなどが対応携帯を開発

「Windows Phone 7」搭載端末、北米や欧州で10月から順次発売

2010/10/12 ファイル・ウェブ編集部
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Microsoftは、新OS「Windows Phone 7」を搭載したスマートフォンが、ホリデーシーズンに北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域で発売されると発表した。欧州の一部では10月21日に発売を開始する。北米での発売は11月8日。

Windows Phone 7搭載端末。左からサムスン「Focus」、LG「Quantam」、HTC「Surround」、HTC「HD7」、デル「Venue Pro」

北米向けのWindows Phone 7搭載端末では、HTCが「Surround」「HD7」「7 Surround」を、サムスン電子が「Focus」を、LG電子が「Quantum」「Optimus 7」を、デルが「Venue Pro」を、それぞれ開発した。

Windows Phone 7は、Xbox LIVEやMicrosoft Office Mobile、Zune、Windows Live、Bingなどマイクロソフトのサービスとの連携を強化したスマートフォン向けの新OS。

ユーザーインターフェースを一新。スタート画面の、タイル状のGUI「Live Tiles」はカスタマイズすることが可能。Live Tilesではニュースのリアルタイム表示や、ソーシャルサービスにおける友人のアクティビティのチェックなどを行うことができる。

ゲーム機能も強化し、「Xbox LIVE」機能を搭載。Electronic ArtsもXbox LIVE対応のゲームタイトルを提供することを公表しており、タイトル名には「Need for Speed Undercover」「Tetris」「The Sims 3」が挙げられている。

音楽・映像プレーヤー機能は「Zune」という名称で、同社が北米で展開しているポータブルメディアプレーヤーと同じ名前を採用。Windows PCと、音楽ライブラリーをワイヤレスで同期できるほか、Windows Marketplaceから楽曲をダウンロードしたり、ストリーミング再生したりすることもできるという。

そのほか、検索機能には「Bing for mobile」が、ネットワークサービスでは「Windows Live calendar」や「Office OneNote Mobile」などが利用できる。

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