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発売日・価格は未定

任天堂、「ニンテンドー3DS」の詳細を発表 − 上画面で立体視、内蔵カメラで3D撮影も可能

公開日 2010/06/16 05:19 ファイル・ウェブ編集部
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任天堂(株)はビデオゲーム展示会「E3」において、2010年度中の発売を表明していた携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の詳細を発表した。発売日と価格はまだ明らかにされていない。




これまでのニンテンドーDSシリーズと同様、2つのディスプレイを搭載。上画面は3.53インチで裸眼立体視が行え、解像度800×240ピクセルのワイド液晶。3D表示時は横方向の解像度が半分に落ち、400×240ピクセル×2chで立体視が可能。また本体には「3Dボリューム」ボタンも備え、3Dの立体深度を調整することができる。

下画面はタッチ入力対応の3.02インチ液晶で、解像度は320×240ピクセルとなる。下画面での立体視はできない。

カメラは本体内側に1個、外側に2個搭載。解像度はすべて640×480。外側の2つのカメラを利用し、3Dの静止画を撮影することもできる。

外側にカメラを2つ装備し、3D撮影が可能

操作ボタンは、A/B/X/Yボタン、十字ボタン、L/Rボタン、スタート/セレクトボタンのほか、新たに360度のアナログ入力ができるスライドパッドを装備。またモーションセンサー、ジャイロセンサーも備え、本体を傾けて操作することにも対応した。

無線LANは2.4GHz帯を採用。詳細は明らかにされていないが、「セキュリティーを強化(WPA/WPA2)したIEEE802.11に対応予定」だという。また、スリープ時に自動でニンテンドー3DS同士でデータ交換を行ったり、インターネットからデータを受信する機能をシステムレベルでサポートしている点も特徴となる。

ゲームカードはニンテンドー3DS専用のもので、サイズはDSカードと同等。容量は発売時点で最大2GBとなる。ほかにSDメモリーカードスロットも備える。

外形寸法は134W×74H×21Dmm(閉じた状態)、質量は約230g。リチウムイオンバッテリーを内蔵する。

なお同社はニンテンドー3DS用のゲームソフトとして、「新・光神話 パルテナの鏡」「nintendogs + cats」も発表した。同社サイトにムービーやスクリーンショットも掲載されている。

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