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12月から順次公開

ソニー、オペラとバレエの名演を映画館にデジタル配給

2009/09/11 Phile-web編集部
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ソニー(株)は昨年に引き続き、ヨーロッパ名門オペラハウスのデジタル映像を日本の映画館へ配給するプロジェクト「WORLD CLASSICS @ CINEMA」を12月から開始する。

Photo: Catherine Ashmore / Provided by Digiscreen / “Don Giovanni“ Royal Opera House, 2008

上映するのは「新宿バルト9」ほか全国の8映画館で、2009年12月より2010年春〜夏頃まで順次公開予定。鑑賞料金は当日一般3,500円(予定)。

今年は英国2大オペラハウス「グラインドボーン音楽祭」「ロイヤル・オペラ・ハウス」の新作に加え、イタリア・ミラノの「スカラ座」で公演されたオペラの新作と、さらに日本では初の試みとなる、バレエの舞台映像もデジタルシネマ上映する。

上映する作品は、ソニーのサービス“Livespire”でデジタル化される。同サービスは舞台芸術、音楽コンサートやスポーツイベントなどをデジタル映像化し、作品やイベントの権利所有者と共同で全国の映画館に向け、デジタルライブコンテンツの製作・配給を行うというもの。

【配給予定作品一覧】
<オペラ(5作品)>
 ・英国「グラインドボーン音楽祭」の2作品(『チェネレントラ』、『愛の妙薬』)
 ・英国「ロイヤル・オペラ・ハウス」の2作品(『ドン・ジョヴァンニ』 他1作品)
 ・イタリア・ミラノ「スカラ座」の1作品(『椿姫』)

<バレエ(3作品)>
 ・ロシア「マリインスキー・バレエ」の1作品(『白鳥の湖』)
 ・英国「ロイヤル・バレエ」の2作品(『くるみ割り人形』『オンディーヌ』)

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