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投稿済み動画やユーザー情報は自動移管

ソニー、動画共有サービス“eyeVio”をスプラシアへ譲渡

公開日 2009/04/16 19:47 Phile-web編集部
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ソニーは、同社が運営する動画共有サービス“eyeVio”をWebアプリケーションサイト等を運営する(株)スプラシアへ譲渡すると発表した。URLは変更されないが、運営会社の変更に伴う作業のためサービスは5月29日12時に一旦休止し、6月1日からスプラシアによる新サービスが開始される。

運営会社の変更により、“eyeVioモバイル”がi-mode公式サイトから一般サイトへの変更され、それに伴い“iMenu”からのアクセスが廃止されるなど、一部機能の停止や変更が行われる。なお、ハイビジョン画質による投稿・視聴機能である“eyeVio HD Pro”等の基本機能は継承される予定だ。

既に“eyeVio”にユーザー登録しており、今後もサービス利用を希望する場合には特に移行手続き等は必要ない。メールアドレスなどのユーザー情報や投稿した動画などの取り扱いは自動的に新会社へ移管される。新サービスの利用を希望しない場合には、5月29日までにログインして退会手続きを行う必要がある。

なお、運営会社の変更に伴いJASRACとの契約が解約になるため、“eyeVio”に投稿した登録楽曲を演奏・歌唱したビデオは新“eyeVio”には移行されない。

そのほか、ソニー製品やオンラインサービスとの連携機能も停止される。停止となる連携機能は下記の通りで、5月29日の午前中に順次停止される。

■<ブラビア>ユニット ネットワークTVボックス 「BRX−NT1」
【停止機能】:本製品経由でのeyeVio関連コンテンツ視聴機能

■“ウォークマン” NW-S730FK/S630FK/S730F/S630F/S710F/S610Fシリーズ、NW-A910/A820シリーズ
【停止機能】:「Media Manager for Walkman」を使ったRSSフィード経由によるダウンロードとブラウザプラグインを利用したダウンロード機能

■“ウォークマン” NW-A800シリーズ
【停止機能】:ブラウザプラグインを利用したダウンロード機能

■パーソナルコミュニケーター“mylo” 「COM-2」
【停止機能】:RSSフィード経由によるダウンロードとブラウザプラグインを利用したダウンロード機能

■“ハンディカム”、“サイバーショット”、“α”付属「PMB(Picture Motion Browser)」(ver 3.0.00以上)
【停止機能】:アップロード機能

■“サイバーショット”「DSC-G3」「DSC-T700」
【停止機能】:内蔵「PMB(Picture Motion Browser) Portable」からのアップロード機能

■“サイバーショット”「DSC-G3」
【停止機能】:専用「簡単アップロード」機能

■PSP
【停止機能】:ブラウザプラグインを利用したダウンロード機能

■ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)製携帯電話「W44S」「W52S」
【停止機能】:ブラウザプラグインを利用したダウンロード機能

■ライフログ・シェアリングサービス「Life−X(ライフエックス)」との連携機能

【問い合わせ先】
http://eyevio.jp/contact
(2009年5月29日(金)12:00まで受付)

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