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1/2インチセンサーを採用

DJI、48MP撮影対応/最大34分飛行できる折りたたみドローン「Mavic Air 2」

公開日 2020/04/28 16:50 編集部:平山洸太
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DJI JAPANは、8K撮影機能搭載の折りたたみ式ドローン「Mavic Air 2」を発表。本日4月28日より予約を開始し、5月21日からの出荷を予定する。価格は標準パッケージが105,600円(税込)、バッグや追加バッテリーなどを同梱するFly Moreコンボが132,000円(税込)。

「Mavic Air 2」

コンパクトで使いやすいとする同社折りたたみ式ドローンの第2世代モデル。カメラにはクアッドベイヤー配列の1/2インチセンサーを採用し、3軸ジンバルを搭載することで、ブレを補正したスムーズで安定した撮影を行えるとしている。

折りたたみイメージ

動画では、120Mbpsの4K/60fps撮影が可能。4K/30fpsのHDR動画にも対応するほか、1080p/240fpsのスローモーション撮影も行える。

また静止画では、最大48MPでの撮影に対応する。露出の異なる7つの写真を合成するHDR写真や、低床度環境向けのハイパーライト、夕焼け/青空/草地/雪/森林を認識するシーン認識も備える。

新しいモーターと電子速度コントローラー、バッテリーの強化により、最大34分の飛行時間を実現。独自伝送技術「OcuSync 2.0」をアップグレードすることで、ドローンから最長10km(日本国内では最長6km)の距離でHD動画を伝送できる。

使用イメージ

安全性能として、前方後方に障害物センサー、下部にセンサーと補助ライトを配置する。これにより、ドローンが障害物に近づくと警告を発することが可能。低床度環境においても、スムーズな自動離陸などが行えるという。

また、空港などにドローンが入らないようにする「GEO ジオフェンス」、3Dマッピングを活用して進む方向に障害物があると自動的に衝突を回避する「APAS 3.0(高高度操縦支援システム)」も搭載する。

なお、北米のみの販売となるが、他の機体が近くにいることを操縦者に知らせる「AirSense」技術を、同社一般向けドローンとして初搭載。ADS-Sという航空技術を用いて、付近の航空機やヘリコプターから信号受信が可能だ。

自動的に飛行する機能も備えており、被写体を選択すると自動追跡する「ActiveTrack 3.0」、特定の被写体周辺で飛行経路を自動設定する「Point of Interest 3.0」、プロ向けDJIドローンで採用されていた「Spotlight 2.0」を搭載する。ハイパーラプスにも対応し、最大8Kの撮影も可能。

そのほか、アプリでは「DJI Fly」に対応する。外形寸法は、折りたたんだ状態で97W×84H×180Dmm、展開した状態で253W×77H×183Dmm。また、質量は570g。

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