ドライブダイヤルに「動画ポジション」を追加

フジフイルム、新センサー等で高画質化し4K動画撮影にも対応するミラーレス一眼「X-T20」

編集部:小野佳希
2017年01月19日
富士フイルムは、ミラーレス一眼カメラ「Xシリーズ」の新モデルとして、2,430万画素のAPS-CサイズX-Trans CMOS IIIセンサーと高速画像処理エンジンX-Processor Proを搭載し、4K動画撮影にも対応する「FUJIFILM X-T20」を2月下旬より発売する。オープン価格だが、ボディ単体は10万円前後、「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」とのレンズキットは14万円前後での実売が予想される。

FUJIFILM X-T20

上記のように最新のイメージセンサーと高速画像処理エンジンを搭載したことに加え、像面位相差AFエリアの拡大とAFアルゴリズムの見直しにより、最速0.06秒の高速AF、ライブビュー撮影5.0コマ/秒の高速連写、起動時間0.4秒、シャッタータイムラグ0.050秒、撮影間隔0.25秒を実現した。

AFは測距点を従来モデルの49点から91点(最大325点)までに大幅に拡大。さらに、AFアルゴリズムを高精度に改良し、被写体の補足性能を向上させた。また、被写体の動きに応じて調整された5つのプリセットから最適な設定を選択できる「AF-Cカスタム設定」機能を搭載し、動体追従性能を大幅に強化している。

4K動画撮影に対応し、「フィルムシミュレーション」も利用可能。例えば、「クラシッククローム」モードによる、深みのある色合いと豊かな陰影を表現したドキュメンタリー調の映像や、「ACROS」モードによる引き締まった黒と滑らかな階調を両立させたモノクロ映像の撮影ができるという。

HDMIモニター出力や外部マイク入力にも対応。外付けHDMIモニターに接続して、「HDMIレックコントロール」をONにすることで、カメラのレリーズボタンを切るだけで、自動的にHDMIクリーン出力が可能になる。これによって、自分の意図したタイミングでの4K動画記録が簡単に行えるとしている。

前機種「X-T10」で好評だったというグリップ形状とボディデザインを踏襲し、天面にはシャッタースピードダイヤル、露出補正ダイヤル、撮影モードを選択できるドライブダイヤルを配置。ドライブダイヤルに「動画ポジション」を追加し、静止画撮影から動画撮影への切り替えを瞬時に行えるようにした。

「動画ポジション」の追加に関しては、同ポジションに設定し、メニュー内の「動画モード」から4K動画を選択するだけで、100Mbpsの高ビットレート記録による4K映像の撮影が簡単に行える。

また、露出補正ダイヤルに「Cポジション」を追加。最大±5段の露出補正が可能になるなど、写真撮影の基本的な設定に関する操作性も向上させている。

タッチパネル液晶モニターにはチルト式を採用。タッチ操作との組合せで、ハイアングルからローアングルまで様々な画角で快適に撮影できるとしている。

加えて、「オートモード切換レバー」を操作することで、シーンに合わせて最適な撮影条件をカメラが自動で設定する「アドバンストSRオート」となり、高画質な写真を簡単に撮影できるとしている。
新着記事を見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドFUJIFILM
  • 型番FUJIFILM X-T20
  • 発売日2017年2月下旬
  • 価格OPEN(予想実売価格100,000円前後/ボディ単体)
【SPEC】●有効画素数:2,430万画素 ●撮影素子:23.6×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS IIIセンサー、原色フィルター採用 ●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●液晶モニター:3.0型 3:2アスペクト タッチパネル式TFTカラー液晶モニター、約104万ドット ●外形寸法:118.4W×82.8H×41.4Dmm ●質量:約333g(バッテリー、メモリーカード含む)

関連記事