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別売でズームサーボグリップも

キヤノン、さらに小型軽量化した4K CINEMA EOS SYSTEM用レンズ「COMPACT-SERVO」

公開日 2016/04/14 13:00 編集部:小野佳希
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キヤノンは、業務用の4K動画撮影にも対応するCINEMA EOS SYSTEM用の交換レンズとして、現在展開中の“CINE SERVO”よりさらなる小型軽量化を実現した“COMPACT-SERVO”「CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S」を10月下旬に発売する。価格は70万円(税抜)。専用アクセサリーとしてズームサーボグリップ「ZSG-C10」も7万円(税抜)で同時期に発売する。

“COMPACT-SERVO”「CN-E18-80mm T4.4 L IS KAS S」

ズームサーボグリップ「ZSG-C10」

動画撮影での使用頻度が高い18-80mm(光学4.4倍)の焦点距離をカバー。4Kカメラに対応する高い光学性能を持たせたとしており、ズーム全域でT4.4で一定(F4相当)の明るさを実現している。

質量は1.2kgで、“COMPACT-SERVO”の名の通り“CINE SERVO”より軽量化。ワンマンオペレーションが可能な小型軽量化を実現したとしている。

業務用動画撮影に配慮したサーボ/マニュアル操作性をもたせた点も特徴。ズーム/フォーカス/アイリスにマニュアルリングを搭載し、また、レンズ本体にサーボユニットを組み込んでいるため、ズームサーボを本体のみで操作可能にするなどしている。

また、EFシネマレンズリシーズとカラーバランスを統一し、色再現性にも配慮。加えてレンズシフト方式の防振機能を搭載し、安定した撮影ができるようにも配慮している。

絞り羽根は9枚。9枚絞り羽根を採用することにより、丸くて美しいボケ描写可能および柔らかな光芒を実現したという。

オプションのズームサーボグリップ「ZSG-C10」を装着することで、グリップ角度が調整できたり、グリップをリグ先端に取り付けることが可能になる。また、グリップ上のロッカーシーソーによってグリップを握ったままズーム操作が可能になるほか、STRAT/STOPボタンでの録画や、ONE SHOT AFボタンでのAFも可能になる。

「ZSG-C10」装着イメージ

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