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コンデジ並のボディを実現

パナソニック、“世界最小ボディ”のミラーレス一眼“LUMIX GM"

2013/10/17 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニックは、デジタルカメラ“LUMIX”の新モデルとして、ミラーレス一眼カメラ“LUMIX GM”「DMC-GM1K」を11月21日より発売する。35mm換算で広角24mmからの12mm-32mm標準ズームレンズとのキット販売で、価格はオープンだが9万円前後での実売が予想される。カラーはオレンジ/ブラック/ホワイト/シルバーをラインナップする。

“LUMIX GM”「DMC-GM1K」


“LUMIX GM”は、98.5W×54.9H×30.4Dmmというコンパクトボディが大きな特徴。レンズ交換式デジタルカメラボディとして世界最小サイズを実現した。またアルミ削り出しの3連ダイヤルにローレット加工やダイヤカット処理を施したほか、カラーバリエーションごとに異なる革素材を用いるなど「持つ喜び」を感じさせる質感の高さを追求している。

実機の写真

名刺入れとのサイズ比較

有効画素数は1,600万画素で、AVCHD/MP4両方でのフルHD(AVCHDでは60i/30p/24p、MP4では30p)動画撮影にも対応。メモリーカードはSDXC/SDHC/SDカードを採用している。

ローレット加工やダイヤカットで高級感ある仕上げに

液晶モニターは3.0型で静電容量式タッチパネル採用

撮像素子には4/3型Live MOSセンサーを採用。フォトダイオードの受光面積を拡大することにより、広いダイナミックレンジを実現し高ISO時も低ノイズ撮影が可能だという。また、センサーに光を集めるオンチップレンズの形状を最適化することで、既発売の「DMC-GX1」に比べ感度レベルを10%改善。センサー内部回路も低ノイズ化し、S/N比をGX1比で25%改善したとのこと。

Live MOSセンサー

本体小型化のためにシャッターユニットを新開発。電子先幕の専用シャッターを開発し構造をバネ式からモーター式に変更することで、「DMC-GX7」比で80%と大幅なサイズダウンを実現した。

GX7とのシャッターユニットのサイズ比較

さらに、マウント部ポケット構造を採用しメイン回路基盤もGX7から30%サイズダウン。剛性の高いマグネシウム合金ボディを採用したことによってセンサーユニットをダイレクトに装着することでも小型化を実現させている。

マグネシウム合金ボディを採用

マウント部ポケット構造を採用

画像エンジンにはヴィーナスエンジンを採用。「新2次元ノイズリダクション」と「新マルチプロセスNR」によりノイズの低減化やノイズ質感を高度にコントロールし、高感度撮影時でもクリアで、ディテール描写性に優れた画質を実現するという。

端子部

ポップアップ式フラッシュを内蔵

さらに、センサーエンジンの最適設計により、AF性能を向上。センサー駆動/レンズ制御240fpsの高速化を実現した。また、低照度の環境下でも被写体にピント合わせができる「ローライトAF」を強化し、-4EVまで対応。幅広い撮影場所でも高画質撮影を実現するとのことだ。

本体上部

また、Wi-Fiを内蔵しスマートフォン等との連携が可能。リモート撮影や、撮影画像のアップなどを行える。

キットレンズは、LUMIX GMのデザインに合わせた新レンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」で、単品販売も実施。沈胴機構採用の標準ズームレンズで、広角24mm(35mm判換算)。7群8枚構成で、駆動系にはスクリュー一体型ステッピングモーターを搭載。240fps駆動の高速AFに対応する。

LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMC-GM1K
  • 発売日2013年11月21日
  • 価格¥OPEN
【SPEC】●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-Iカード対応) ●有効画素数:1600万画素 ●デジタルズーム:2倍/4倍 ●外形寸法:約98.5W×54.9H×30.4Dmm(突起部を除く) ●質量:約204g(バッテリー、メモリーカード含む)