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2.4GHz/Bluetoothのデュアル接続に対応

JBL、独自ヘッドトラッキング機能搭載のゲーミングヘッドセット「Quantum 910 Wireless」

公開日 2022/11/17 07:00 編集部:松永達矢
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのゲーミングデバイス“JBL Quantum”シリーズより、2.4GHzワイヤレス/Bluetooth/3.5mm有線接続に対応するゲーミングヘッドセット「JBL Quantum 910 Wireless」を11月25日に発売する。価格は36,300円(税込)。

「JBL Quantum 910 Wireless」

ラスベガスで開催された「CES2022」や、同社の秋冬新製品発表イベント「HARMAN ExPLORE TOKYO 2022」にて参考出展されたアイテムが、この度正式に発売決定した。

ハイレゾ認定を受けた50mm径のドライバーユニットを搭載。新たな振動板を採用したことで、高精細なディテールの描写を可能にしたという。加えて、低中音域を中心とした周囲の環境音を打ち消し、遮音性能を高めるアクティブノイズキャンセリング機能によりゲームプレイ時には高い没入感を提供するとしている。

接続方式は、付属のUSB Type-C/USB Type-Aワイヤレスドングルによる、50ms(約0.05秒)の低遅延と高い安定性を両立した2.4GHzワイヤレス接続と、Bluetooth 5.3接続、3.5mmのアナログ接続の3パターンを用意。ゲームプレイをしながらボイスチャットを行うなど、複数のデバイスを接続した使用方法に対応する。

マイクには、エコー&ノイズ抑制機能を備えた、単一指向性のフリップアップブームマイクを装備。明瞭度の高い音声でプレーヤー同士の快適な相互コミュニケーションを実現する。ゲームプレイのほか、オンライン会議といったシチュエーションで普段使いのヘッドセットとしても活躍するとアピールしている。また、声の周波数のみを拾うトークスルー機能も搭載する。

PCソフト「JBL QuantumENGINE」を介した「RGBライティング」機能を搭載

PC接続時には7.1chバーチャルサラウンド機能「JBL QuantumSPHERE 360」の使用が可能。さらに、本モデルから新たに2.0chサラウンド&ヘッドトラッキング機能「JBL QuantumSPATIAL 360」に対応し、Xboxを除くコンソールゲーム機においてヘッドトラッキング機能や、ステレオ再生による立体音響を楽しめるという。

ワイヤレスでの最大使用時間は約45時間(Bluetooth接続、ANC/RGBオフ)、USB Type-Cポートによる充電時間は約3.5時間となっているほか、ゲームプレイ中の充電にも対応する。

イヤーパッド、およびヘッドバンドは伸縮性の高いポリウレタン樹脂を使った合成皮革のPUレザー素材を使用。軽い撥水性を備えていることから汗の染み込みなど衛生面や劣化の懸念も軽減されているとのこと。さらに携帯性に配慮し、本モデルから初めて布製のキャリングポーチを用意する。

ほか、PC専用ソフトウェア「JBL QuantumENGINE」によるイコライザー、マイクの感度調整や、「RGBライティング 」の設定が可能となっている。

キャリングケースを除いた付属品一覧

周波数特性は20Hz - 20kHz。ヘッドセット本体の質量は約420gとなる。付属品として先述のUSBドングル/アダプター、キャリングポーチのほか、3.5mmオーディオケーブル(約125cm)、USB Type-C充電ケーブル(約200cm)、キャリブレーションマイク(約50cm)を同梱する。

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