HOME > ニュース > 【IFA】PHILIPS、スピーカー/マイクともに骨伝導方式採用のスポーツ向けイヤホンなど発表

子ども向け骨伝導イヤホンも

【IFA】PHILIPS、スピーカー/マイクともに骨伝導方式採用のスポーツ向けイヤホンなど発表

2022/09/07 編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
TP Visionは、ドイツ・ベルリンで開催された「IFA2022」にあわせ、PHILIPSブランドのヘッドホン/イヤホン製品として、スポーツ向け骨伝導ワイヤレスイヤホン「A7607」、子ども向け骨伝導ワイヤレスイヤホン「K4607」、ワイヤレスヘッドホン「H8507」を発表した。

骨伝導ワイヤレスイヤホン「A7607」

「A7607」は、自転車競技チームのTeam Jumbo Vismaとのパートナーシップに基づき開発された、骨伝導方式によるオープン構造のスポーツ向けイヤホン。音楽を聴きながら周囲の音も把握することができ、加えてネックバンド部には赤色LEDを内蔵することで、夜間での周囲からの視認性も高め、安全性を確保した。

また、同ブランドのオープン構造のイヤホンとしては初めて骨伝導マイクを搭載。通話時の風切り音や騒音を排除して常にクリアな音声を相手に届けられるとしている。

スポーツ向けの骨伝導ワイヤレスイヤホン

ドライバーだけでなくマイクにも骨伝導方式のものを採用し、風切り音や周囲のノイズをより抑制するという

連続再生時間は約9時間。充電ポートは防滴仕様となっており、約15分の充電で1時間使用できる急速充電に対応する。

「K4607」は、子ども向けとして開発された骨伝導イヤホン。骨伝導方式によるオープン構造は子どもの聴覚を大音量から保護すると同時に、イヤホンの音声を聴きながら親との会話が可能だとアピールする。

子どもが動き回ってもイヤホンが脱落したり紛失したりしないよう、ネックバンドは調節が可能。音量リミッターやアプリからのコントロール機能も搭載し、製品が安全に使用されているかどうかリモート監視できるという。連続再生時間は5時間以上。

「H8507」は、出社とリモートワークを織り交ぜて働くユーザーに向けて、仕事とエンターテイメントどちらの用途でも使えることをコンセプトとした “ハイブリッド” なモデル。

特注の40mmドライバーとノイズキャンセリングシステムにより、通話はもちろん音楽/映画鑑賞にも適した、暖かく豊か、かつクリアな音質を実現したとする。また、着脱可能なブームマイクが付属し、必要に応じて取り付けることでより明瞭な通話が可能としている。

マルチポイント接続にも対応し、PCと電話の両方と同時接続し、音楽と通話を簡単に切り替えることも可能。PCとの接続を容易にする専用Bluetoothアダプターも同梱する。ほか、周囲に通話中であることを知らせるLEDランプを内蔵する。連続再生時間は約55時間。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE