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独自開発の「ディープマウントイヤーピース」を標準搭載

ラディウス、LDAC対応の完全ワイヤレス「HP-R300BT」。同軸デュアルダイナミックドライバー搭載

2022/04/28 編集部:伴 修二郎
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ラディウスは、LDACコーデックによるハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン「HP-R300BT」を6月頃に発売する。価格はオープンだが、税込14,300円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはホワイト/ブラックの2色を展開する。

「HP-R300BTW」(ホワイト)

「HP-R300BTK」(ブラック)

ハイレゾオーディオワイヤレス認証コーデックの「LDAC」に対応する完全ワイヤレスイヤホン。SBCの最大約3倍のデータ量伝送によって、音源をダウンコンバートすることなく、ハイレゾ音源でもクオリティを維持した再生が可能となる。

ドライバーは、フルレンジのメインドライバーとトゥイーターのサブドライバーを同軸上に配する、Φ8.8mmデュアルダイナミック型「Synchro Motion Driver」を搭載。一般的なマルチドライバー構造で生じやすい各振動板の振幅誤差による音の歪みを抑制するため、各ドライバー間を密閉に近い状態にする特殊構造を採用。2つの振動板の振幅の同期性を高めることで、重厚な低音と濁りのない繊細でキレのある中高音を実現すると説明する。

Φ8.8mmデュアルダイナミック型「Synchro Motion Driver」を採用

標準装備のイヤーピースには、低音域の再現性を高める独自開発の「ディープマウントイヤーピース」を採用。一般的なイヤーピースと比較して、耳のより奥の広いエリアでフィットする独自形状によって密閉性が向上。これにより、豊かな低音再生と安定した装着感を実現するとアピールする。なお、サイズはXS/S/M/Lの全4サイズを同梱する。

低音域の再現性を高める独自開発の「ディープマウントイヤーピース」を標準搭載

外観面では、ドライバーユニット、バッテリー、基板などから浮かび上がる外形をイヤホンにおける「骨格」として捉えて設計した、有機的造形デザインを採用。筐体は、全て曲面と曲線のみで構成したデザイン設計を施し、全体に施した均一なテクスチャーによって皮脂や指紋も目立ちにくいとしている。

筐体は全て曲面と曲線のみで構成したデザイン設計

通話面では、「デュアルマイクENC機能」を搭載。ハンズフリー通話時に周囲の様々な騒音を除外することで、通話相手にクリアな音声を届けるとしている。また、外音を取り込む「アンビエントサウンドモード」も搭載する。

外音を取り込む「アンビエントサウンドモード」も搭載

イヤホン単体での連続再生時間は、AAC接続時(Sound Control OFF)で最大12時間半、LDAC接続時(Sound Control OFF)で最大8時間半まで対応。5分間の充電で最大約60分再生が可能な急速充電もサポートする。IPX5規格の防水性能にも準拠するほか、イヤホンのステータス表示や設定変更が可能な同社イヤホン管理アプリ「NeSYNC」にも対応予定としている

Bluetoothバージョンは5.2、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP、コーデックはLDAC/AAC/SBCをサポート。再生周波数帯域は5Hz〜40kHz、インピーダンスは10Ω。

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